アパレル業界にて本社勤務で働きたい！
現在、販売スタッフとして働いている方や、これからアパレル業界で働きたいと思っている方。
「企画デザイナーになりたい！」
「生産管理の仕事がしたい！」
「MDの仕事がしたい！」
なんて思ったことはありませんか？
これ、俗に言う「本社勤務」と言うもので、ショップで働くのではなく、バイヤーやデザイナー、プレスなどのブランドやショップの核となる仕事をする人たちのことを指します。
「本部スタッフ」なんて言い方もしますよね。
アパレル業界で仕事をするなら、そのような本社勤務の仕事がしたい！と思いませんか？
なので今回は、本社勤務の仕事に就きやすくなるコツとして「OEMの会社で働くことをオススメする理由」を紹介していきます。
本社勤務したいならまずOEMの会社で働こう
OEMってわかりますよね？
他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。 by ウィキベディア
という感じで、セレクトショップやブランドアイテムを委託されて生産する会社のことです。
実はアパレル業界にOEMの会社ってたくさんあるんですよ。下請けだから知られていないだけで、本当にたくさんあります。
セレクトショップやブランド側は、そういった代わりの自分たちのブランドの商品を生産してくれるところに依頼することって多いんです。
そして、OEMの会社は当然ならがセレクトショップの本社勤務よりも転職しやすい会社です。
だって、希望する人の絶対数が断然少ないですから。
名前も知らない小さなOEMの会社なら、募集されていても応募する人がいない、、、なんてところもあると思います。
だからこそ、まずはOEMの会社で働いて経験やスキルを積むことを強くオススメします。
生産管理や企画デザイナーへの道が開ける！
OEMの仕事内容って、セレクトショップに並ぶオリジナルアイテムの提案や企画、生産なんです。
そうなれば、仕事内容としては、企画デザイナーや生産管理なんてところでしょうか。
もしスタッフが数人しかいないOEMの会社であれば、企画も工場への生産も全てを1人で任されるかもしれません。
出来上がった商品を納品をするとなると、検品・出荷業務だって経験しているワケです。
なので、入社しやすいOEMの会社で本社勤務に必要な経験や条件を手に入れることが十分に可能なんです。
そして、自分が入りたいセレクトショップやブランドの本社勤務として転職すればいいんです。
企画デザイナーや生産管理などアパレルの本社勤務で働きたいなら。
まずは小さなOEMの会社で経験を積むといいよ。基本ほとんどの業務を担当できる。(させられる)
そこで得たスキルや経験年数は転職に有利。応募条件である「経験年数◯年以上」というハードルを軽く超えられるメリットは大きい。
— 高嶋一行🇬🇧tokyosamplesale (@tokyosamplesale) 2018年3月26日
よく大手のセレクトショップなどで、企画デザイナー募集や生産管理募集などの求人がありますが、ほとんどが「経験年数◯年以上」などの条件がついていますよね。
この条件があることで、希望者がかなり絞られるんです。
そして、この条件をクリアできれば、第一のハードルはクリア。一気に面接まで進む可能性が広がります。
このアドバンテージは大きいですよ。
どうやってOEMの会社の求人を見つけるの？
では、どうやってOEMの会社の求人を見つけるの？
小さい会社なら尚更見つけにくい。OEMの会社の名前だってわからないし、、、。
なので、OEMの会社に転職して経験を積みたい方へ求人情報を得るポイントをご紹介します。
ハローワークで見つける
転職活動の基本の基本。
やっぱり日本の求人が集まる場所はハローワークなんです。
で、やはりOEMの会社も例外なくハローワークに求人募集を出していることが多いです。
理由としては、ハローワークならスタッフを雇うことで助成金がもらえることもあります。
僕はそこらへんに詳しくはないですが、中小企業だと求人を出す際に「まずはハローワーク」というところがやっぱり多いです。
なので、小さいOEMの会社の求人もハローワークにて見つけることが十分に可能。
ファッションの仕事だって、転職の際はハローワークを十分に有効利用しましょう。
転職エージェントで見つける
もうひとつが、転職エージェントに登録すること。
こちらもハローワーク同様に無料のサービスです。
転職エージェントはこちらの希望条件を元に、膨大な求人情報の中からピッタリの募集を紹介してくれます。
非公開求人もたくさん扱っているので、自力では見つけることができない求人も紹介してくれることがメリットです。
しかも、今はファッション業界に特化した転職エージェントもあり、アパレル業界だけの求人を扱っています。
これだと話が早い！
担当者もファッション業界のことは理解しているので「OEMの会社で働きたい」の一言で通じます。
ちなみにファッション業界を専門にした転職エージェントなら
のふたつが最もポピュラーです。
特にファッショーネなんかはアパレル業界の中でも関東地区のみに絞っています。
なので、その条件の中ならかなり細かい求人情報も網羅していますよ。
上記のところでOEMへの転職を手伝ってもう方法が結構スムーズな転職に繋がるはず。
↓こんな記事も書いています。
【ファッショーネに登録しよう！】アパレル業界での転職でかなり頼りになる存在ですよ
直接問い合わせる
あと、一番ダイレクト感ある方法が「直接OEMの会社に問い合わせる」という方法。
知っているOEMの会社があれば、「募集していますか？」と問い合わせればいいでしょう。
OEMの会社を知らないのなら、ネットで検索して見つけてみる方法もあるし、自分が好きな服の洗濯表示などを見てみる方法もある。
OEMを依頼したい企業に向けた一覧ページもあるので、こちらを利用して探してみる方法もあるでしょう。
直接探す場合は、行動あるのみ！
断られてることを前提で、数を当たればどこか見つかる可能性はゼロではありませんよ。
↓こんな記事も書いています。
本当に働きたいブランドがあるのに。あなたは簡単に諦めていないだろうか？
スキルと経験年数があれば有利！
上記のように見つけたOEMの会社で経験をスキルを積んだら、確実にキャリアアップは可能です。
生産管理や企画デザイナーなど、セレクトショップの本社勤務として憧れの仕事につく道が開けるでしょう。
バイヤーやプレスの仕事にも興味があれば、本社勤務になった後にアピール。
自分のやりたい仕事を勝ち取っていくこともできるはず。
まず、本社勤務の求人に応募するハードルである「経験年数」や「スキル」。
これをOEMの会社で身につけると将来は明るくなる！
転職をこれから考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
↓こんな記事も書いています。
ファッションバイヤーに必要なスキルを磨く！転職で憧れの仕事をする方法
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ライター：高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。
現在、ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆しています。
ロンドンコレクションでは累計200以上の会場に足を運んだ経験あり。
ファッション業界の働き方の提案やロンドンファッションについてご紹介しています。
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