棚卸しが大変だ!
セレクトショップなどで働いている方なら絶対に経験したことがある作業。
それが「棚卸し」です。
棚卸しを簡単に言えば「今ある商品のデータと現物とのチェック」です。
年に4回、多いところなら毎月行う作業ですが、
棚卸しってすごく大変!
なんですよ。
全部の商品をチェックするわけですからね。
ユナイテッドアローズが無線タグ導入
販売やってた時の棚卸しって本当に大変だったなぁ。
それが作業時間で8割省略できるならいいよね。
すぐに広がると思います。https://t.co/1wftOIs0Ep— 高嶋一行🇬🇧tokyosamplesale (@tokyosamplesale) 2018年2月7日
そんな中、希望とも言えるニュースが飛び込んできました。
セレクトショップ大手のユナイテッドアローズが「無線タグ」の導入を開始したというニュースです。
今までは、バーコードをスキャンして1点1点読み込む必要があったんです。
それが無線タグならスキャンする必要なし
近づけるだけで読み込めるようです。
これはすごい快適っぽいですね。
今までの苦労ななんだったんでしょう。。。
単純に作業時間8割減
効果としては、全体で8割ほどの作業時間短縮ができるとのこと。
ユナイテッドアローズでは、毎回の棚卸しで単純計算で86時間も使っていたんですね。
10人がかりで1日で終わらす計算です。
これは大変だし人件費もかかります。
それが、無線タグで13時間くらいで終わるなら10人で1時間半ほど。
いや、10人もいらないで23人で終わらせる仕事になりましたね。
今後も他のセレクトショップなどで導入されることでしょう。
いや、導入して欲しい。
とにかく棚卸しって、大変である割にノルマや業績と全く関係ない仕事。できればやりたくない仕事なんですよ。
辛い!棚卸しのイヤな思い出
僕が販売スタッフとして働いて時は、毎月のように棚卸しをやっていました。
小さい店舗だったのですが、接客もしながら1人で全ての商品をスキャンして1点1点確認していく作業なんです。
本当に大変だったし、できればやりたくなかった仕事。
無線タグがもっと広がれば、そんな大変な仕事は無くなるんでしょうね。
と、そんな事を願いつつも、販売スタッフだった頃を思い出して棚卸し作業での嫌な思い出を紹介したいと思います。
5年後などに無線タグが当たり前になった頃「そんな効率悪いことをやっていたのか!」と驚くといいなと思っています。
ほんと、棚卸しは大変なんですよ、、、。
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【実体験】店長が怖いショップで働くあなたへ!アパレル業界の闇から逃げましょう
数が合わない!
まずはこれでしょう。
棚卸しを経験した方なら絶対経験する「数が合わない」という問題。
大きいショップなど、会社によっては数パーセントの誤差ぐらいなら許容範囲となる場合もあります。
でも、小さなショップなら誤差があると大問題。
特に高い商品を扱うブランドなどなら、数が合わないと「合うまで追求すること」が必要になります。
スキャンもれ?2重でスキャンした?
お客さんの取り置きでどこかに保管している?
などなど理由を考えながら、再チェックを繰り返します。
これが本当に面倒なんですよ。
分かりますよね?経験した方なら。
どこまでチェックしたか忘れる
棚卸しをするショップによってはお店を閉めたり、閉店時に棚卸しを行ったりするところもあります。
でも、年中無休のショップなら営業しながら棚卸しをするんです。
それがどういうことかと言うと、
お客さんが来たら、棚卸しを中断しなければいけない!
と言うこと。
当然ですが、棚卸しよりも接客の方が大切です。
なので、すぐに棚卸しを中断してお客さんの接客に入ります。
そうした時に、よく起こるのが、
どこまでスキャンしたか忘れてしまう。
という惨事です。
しかも接客中に商品を移動したりしたので、どれがチェック済みでどれがチェック待ちかが分からないくなるんです。
なので、また最初から!
なんてこともよく起こりました。
この「棚卸しあるある」が無線タグで無くなるなら、すごいありがたいです。
きっと現場では感謝されることでしょう。
万引きや紛失が出る
とにかく棚卸しをしていると、万引きや紛失が発覚するんです。
どうしても商品とデータの数が合わない。となると万引きか紛失ですよね。
これ、結構起きるんです!
そうなると最悪は警察に届け出を行ったり、会社へ紛失の届けを出したりと手続きが大変なんです。
棚卸しが大変なのに、さらに書類仕事が増えるのは苦痛です。
棚卸しがイヤな理由として、この紛失は万引きが発覚することが怖い、、、なんてこともあります。
これは無線タグがあっても防げないかも。
いや、無線タグにアラーム機能があれば防げるのかな?
とにかく、無線タグで何かしら改善できるであれば、すごく嬉しい。
万引きダメ!絶対ですよ。ホントに、、。
棚卸しがイヤならユナイテッドアローズに転職しよう笑
と、ここまで棚卸しをやっていて大変だった事をご紹介しましたが、同じ経験をしている方って結構な割合いると思っています。
毎月や年4回の棚卸しの日が憂鬱だなぁ、、なんて感じてませんか?
それなら、もうこれをキッカケにユナイテッドアローズに転職してしまってもいいと思います。
それぐらい僕は棚卸しが嫌いだったので、もし販売スタッフを今でも続けていれば、ユナイテッドアローズに転職しているはずです。
自分の会社に無線タグが導入されるのを3年、5年と待つんですか?
もしかしたら10年経っても導入されていないかもしれないですよ。
だから、よりスタッフのことを考えて、そして生産性のない無駄な作業をできるだけやらない方向性を向いている企業って働きやすいんですよ。
たかが棚卸しですが、そういう細かい部分でも企業の姿勢が見えて来たりします。
半分冗談のようですが、これをキッカケにユナイテッドアローズに転職してもいいのではないでしょうか?
今働いている会社って、それぐらい仕事のやりやすさだったり効率、スタッフのことを考えてくれてます?
ちょっとユナイテッドアローズに転職してみたいかも。。。
と思った方は、こちらの記事もどうぞ。
僕がユナイテッドアローズの本社勤務の面接を受けて落ちた(!?)話です。
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僕がユナイテッドアローズの中途採用の面接を受けたエピソード【結果は落ちた?受かった?】
一応補足しておくと。本社勤務ではなく販売スタッフならもっとハードルも低く採用されると思いますので。
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。
現在、ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆しています。
ロンドンコレクションでは累計200以上の会場に足を運んだ経験あり。
ファッション業界の働き方の提案やロンドンファッションについてご紹介しています。
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