やっぱりアパレル業界で働きたい!
未経験でもアパレル業界で働けるのかな?
いろいろな仕事を経験してきた。もしくは他の業種で仕事を頑張ってきたけれど、やっぱりアパレル業界で働きたい。
そんなファッション好きな方にお伝えしたい未経験からのアパレル業界への転職。
自分がやるべきことが分かれば不安や迷いも軽減されるはず。
やりたいを実現するために、そして明日のために。
知っておきたいポイントをご紹介します。
入社して感じた「ちょっと違うな」
新しく働き出した職場。
これから仕事をバリバリ頑張るぞ!と思って意気込んだものの、、、。
「なんか違うなぁ」
と感じた方はいないでしょうか。
仕事って外野から見ていても分からないことが多く、実際に働いてみて気づくことって多いです。
なので、実際に働いてみて「この仕事は自分には向いていない?」と分かることがあると思います。
そんな方に「おめでとう」と言いたい。
早く気付けて良かったね。なんなら好きを仕事にしてみないか?と。
そしてファッションが好きならアパレル業界で働いてみませんか?とも聞いてみたい。
仕事を決める時に少しでもアパレル業界が候補に入っていたら、挑戦する価値はありますよ。
好きを仕事にする楽しさが分かることでしょう。
未経験でも大丈夫なの?
アパレル業界への転職をしてみたいけれど、、、。
「未経験だから無理かな。」
と諦めるのは早いです。
基本的にアパレル業界に限らず、どんな業種でも初めは誰でも未経験。
未経験からスタートします。
だから問題なし!
と考えることは簡単ですが、これではちょっと極端すぎる。
もちろん、ファッションの仕事に就くにはデザインの専門学校などを出た人も多いです。
でも、正社員として就職する人には、一般大学出身の方も多い。
さらにショップスタッフならアルバイトから正社員になって人も。
もちろん、出産後に仕事復帰としてアパレル業界を選ぶ女性もたくさん。
そんな方たち、ファッションを学んで仕事を始めたというよりも、働きながら身につけた人たちばかり。
アパレル業界で働くことは、事前の能力よりも働きながら得る経験の方が大切ということです。
なので、未経験でも大丈夫。
むしろ、他の業種の仕事をアパレル業界で活かすこともできます。
例えば、IT系やエンジニアの方ならオンラインショップやパソコン事務関係で役立ちます。
アパレル業界の会社や働く人は、新しいコンピューター技術に遅れている傾向がありますから。
先輩方が慣れない仕事をパパッとこなせるかもしれませんよ。
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【アパレル転職】ECやウェブ系求人はどうやって見つける?登録すべき転職サイトは?
転職組もたくさんなアパレル業界
他の業種よりも入れ替わりが盛んな傾向にあるアパレル業界。
3年、5年周期で職場を移る人も珍しくないです。
もちろん他の業界からアパレル業界に転職して来る人もたくさん。
特に女性の方がこの流動的な転職スタイルに順応しており、前は美容師だった方や事務をしていた方、飲食業からの転職をした方もいらっしゃいます。
ファッションの仕事といっても、やることの基本は「服を売ること」。
接客やサービス業が基本なので、他の業種からの応用も利く。
そして根本にあるおもてなしの気持ちが一番大切なので、ファッションの知識は後からついてきます。
いつかはアパレル業界で働きたい。
そう思っている方こそ、飛び込むなら早ければ早い方がいい業界です。
しっかりキャリアも積めますからね。
また、試しに働いてみたアパレル企業がハズレであっても心配しない!
転職を多数している人が普通なので、自分に合わないと思ったらすぐに再度転職も可能です。
新しい環境で自分の居心地の良い職場を手に入れる。
まさに行動派な方にアパレル業界はおすすめできます。
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【ファッションこそ働きやすさ重視】アパレル業界で残業が少ない会社を選ぶ方法
どんな仕事があるの?
アパレル業界の仕事と言っても、どんなことがあるの?お店での接客だけ??
と思うかもしれませんが、アパレル業界の仕事の種類はたくさんあります。
ざっくりとしたカテゴリーで説明すると以下の通り。
ショップスタッフ
一般的に想像するアパレル業界の仕事。
実際にお店に立って接客をする仕事です。
直接お客さんと接してサービスを行う仕事。
社交的な方に向いており、重要視される仕事のひとつです。
営業・セールス
ブランドの展示会などで、セレクトショップなどから受注(オーダー)を取る仕事。
インポートブランドの輸入代理店やデザイナーズブランドのセールス担当として営業を行います。
重要なスキルは展示会での接客、展示会に足を運んでもらう呼び込みなど営業力なので未経験でも採用される可能性は高いです。
企画・MD
アパレル業界の核となる仕事がこちら。
今後の商品展開はどんなものにしようか。
ショップにラインナップされるアイテムはこうしよう。
など、計画を立てて実行する仕事です。
企画はどんな商品を作るかのアイディアや方向性を。
MD(マーチャンダイザー)はショップのマネージメントなどを行う全体的なコントロールを行います。
こちらは、ある程度の経験が必要。
広報・プレス
ブランドやショップを広く知ってもらうために広報活動をする仕事。
アパレル業界の中でも目立つ職種であり、ファッション誌やメディアへの露出も多い。
スタイリストやファッション誌へサンプルや商品の貸し出しなども行い、人脈を広げるキッカケがたくさんある仕事です。
ショップスタッフが兼任する場合や、ショップスタッフの経験後に抜擢されることもあります。
バイヤー
セレクトショップなどであれば、お店に並べる仕入れが必要。
そのためにバイヤーとしてお店に並べる商品をバイイングする仕事です。
アパレル業界の中でも人気の職業で、海外の展示会を飛び回る人も。
ショップにマッチしたブランドや商品の選択が必要であり、センスも重要。
こちらもショップスタッフが兼任する場合や、ショップスタッフの経験後に抜擢されることもあります。
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バイヤーになるには?ファッション業界憧れのバイヤー職に就く方法はこれだ!
デザイナー
アパレル業界で取り扱う商品の魅力はデザイン。
オシャレなアイテムのアイディアを形にするのがデザイナーの仕事です。
華やかで芸術的な印象があり、専門学校で身につけるスキルも多い職人的な業種です。
パタンナー
デザインを素に服の原型であるパターンを作る仕事。
こちらも専門学校などで身につける技術が多く、未経験では難しい仕事。
服のシルエットや形を自由自在に仕上げることができる細かなワザが必要。
生産管理
独自生産する商品があるアパレル企業なら、素材の調達から工場とのスケジュール管理。
さらにショップに配送するタイミングなどを管理する仕事です。
段取り命な仕事であり、売上にも関わる重要な仕事。
生地や素材、縫製など様々な知識が必要なので、未経験よりもアパレル業界経験者がなることが多いです。
上記のようにざっくりとしたアパレル業界の仕事内容を見る限り、
「ショップスタッフ」や「営業・セールス」の仕事が未経験でも飛び込みやすい仕事です。
そして、バイヤーやプレスの仕事をしたいと思っている方も、まずはショップスタッフとして経験を積むことで、キャリアアップできる可能性があります。
まずはショップスタッフや営業・セールスで経験を積む。
これが未経験のアパレル業界の転職で知っておきたいポイントでしょう。
必要なスキルはあるの?
アパレル業界の転職で必要なスキル。
その第一に挙げられることは「コミュニケーション能力」でしょう。
接客となればお客さんとのコミュニケーションが大切。
セールスとして働くとしても同様にバイヤーなどとのコミュニケーション能力が重要です。
もちろん、社内のスタッフ同士の連携も大切なので。
ただ、このコミュニケーション能力も一般的な会社勤めができれば問題ナシ。
相手のことを考えて仕事ができればしっかりと結果は出ます。
また、あれば助かるスキルとしては英語があります。
海外ブランドを扱う場合や、外資系のアパレル企業なら英語を使う場面も。
ショップでの接客でも、お店の立地によっては英語が必要な場合もありますからね。
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意外と多い未経験可のブランド
アパレル業界に転職したいと思った方で、すでにいろいろと転職サイトでチェックした方なら分かると思います。
実はアパレル企業の求人で「未経験でも可能」という条件は結構見つけることができます。
理由としては、
1、ショップスタッフなどの人材不足
2、接客などは専門的な知識よりもコミュニケーション能力が大切
3、新店オープンなどの事業拡大による大量募集
などなど、いろいろと理由があり、未経験でもアパレル業界で働くハードルは低いです。
もちろん、それは中途採用などの転職組も同じ。
女性がたくさん活躍するアパレル業界なので、他業種から転職するケースもたくさんあります。
子持ちの方でも働きやすい
さらにアパレル業界ならではの傾向として、子持ちの方や主婦の方も活躍できる環境ということです。
特にショップスタッフであれば、出勤時間やスケジュールはシフト制。
子供がいても働きやすい時間や曜日を選択して仕事を続けることができます。
また、女性が多いアパレル企業であれば産休や早上がりなど、家庭と仕事を両立できる制度や環境が整っています。
もちろんアパレル業界で働いていた方も、結婚後や出産後に一度は仕事から離れ、落ち着いた頃に戻ってくるような働き方もあります。
女性が活躍する職場、そして多様性を受け入れやすい環境が様々な働き方を実現している業界。
今、子供がいるけれど仕事に復帰したいという方なら、アパレル業界がおすすめでしょう。
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子持ちでもアパレル業界で働きたい!転職に必要な情報はどこで見つける?
気になる上下関係ってどうなの?
アパレル業界で働いたことがない方が不安に思うこと。
それが、「アパレル業界は体育会系である」というイメージ。
上下関係が厳しくて、上司や店長の言うことは絶対。
ミスしたらひどく怒られる。
なんて恐ろしいところなんだ!と思う方もいるでしょう。
でもご安心を。
もちろん、体育会系なアパレル企業ばかりではありません。
しっかりとスタッフ教育に熱心で、お互いが気持ち良く働ける職場もたくさんあります。
面接を受ける時や、実際にショップを覗いてみるなどして、予め雰囲気をつかんでみましょう。
むしろ、スタッフ不足により体育会系な職場は減少しているので、働き出した職場が体育会系であれば運が悪かったと言う感じ。
すぐに転職のやり直しをしましょう。
また、実際に仕事をしている方や働いた経験がある方からの情報も役立ちます。
職場環境の口コミが集まる「キャリコネ」は無料で職場環境の情報が検索できるの活用をおすすめします。
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なぜアパレル業界は体育会系の会社が多いのか?その理由について考えてみましょう!華やかなファッションの仕事を楽しむために
知って損はない面接対策は?
アパレル企業の面接はどんなファッションで受ければいいの?
など、未経験であれば様々な疑問が出てくると思います。
服装のポイントとしては、基本は自分らしい服装でOK。
気を使い過ぎる必要はありません。
ただし、抑えるポイントとしては、
1、ジャケットスタイルなど、ある程度フォーマル感を出す
2、面接を受けるブランドやショップのテイストに合わせる
3、派手なカラーは避ける
などを気をつければ問題なし。
面接を受けるブランドのアイテムをコーディネートのどこかに取り入れることができれば更に良し。
なくても問題はありません。働き出したら社員割引で購入することとなるので、そのタイミングに揃えましょう。
面接自体も、企業側はコミュニケーション能力を重点的に見ることが多いです。
なのでハキハキと答え、円滑なコミュニケーションができれば心配ないでしょう。
未経験でも可!アパレル業界の転職サイト
未経験でもアパレル業界で働ける可能性は十分にある!
とわかったところで、次は肝心の求人の見つけ方へ。
アパレル業界の求人はブランドイメージへの影響を懸念してか、非公開求人がほとんど。
なので、自力で求人を見つけるよりも、転職サイトから非公開求人を紹介してもらう方がスムーズです。
以下にアパレル業界に特化した転職サイトをご紹介します。
ここに登録しておけば、希望に近い求人を紹介してもらえるだけでなく、丁寧なカウンセリングで転職をサポートしてくれます。
もちろん全て無料です。
ショップスタッフ求人に強い「ファッショーネ」
関東を中心にアパレル業界の求人情報を豊富に抱える求人サイト。
レバレジーズ株式会社という大手企業が運営しているので安心のサービスとケアが売りです。
女性にも人気が高く、しっかりとこちらの希望も聞いてくれます。
そして、求人を出している企業側にもこちらの希望などをしっかりと伝えたり交渉もしてくれる。
頼れる転職サイトです。
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【転職成功法】アパレル業界は非公開求人をモノにすること!
【ファッショーネに登録しよう!】アパレル業界での転職でかなり頼りになる存在ですよ
アパレル業界の人なら定番の「クリーデンス」
アパレル業界で働く人が転職するなら登録する定番サイト。
インテリジェンスグループが運営している、こちらも規模の大きな転職サイトです。
ショップスタッフに限らず、バイヤーやプレス、生産管理にデザイナーと様々な職種で非公開求人を抱えています。
もちろん、未経験でも働きやすいショップスタッフやセールスの仕事もたくさんの求人が集まります。
転職のプロ、アパレル業界のプロに自分の希望を伝えれば、的確なアドバイスや提案をしてもらえることでしょう。
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【失敗したくないから】クリーデンスの合格診断で自分の可能性を事前チェック!
口コミレポート!ファッション業界の転職エージェント「クリーデンス」を実際に使ってみた。転職までの流れはこんな感じ
リクナビネクスト
リクナビネクストは未公開求人こそ見つけることはできませんが、未経験のアパレル求人も多数集まっています。
大手企業やファストファッションブランドなど、比較的採用までのハードルが高くない案件も多いです。
なので、案外リクナビネクストだけで、アパレル業界デビューができることも。
アパレル業界に限らず転職サイトの王道中の王道サイト。
登録して求人を探すメリットはありますよ。
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自分はデザイナーに向いている?それとも生産管理?自分の強みを無料で診断しよう
「好き」仕事にしよう!
未経験だけどアパレル業界で働きたい。
そう思った人はきっとファッションやオシャレが好きなはず。
好きなことを仕事をすることは楽しいことも辛いこともあります。
特にショップスタッフは立ち仕事なので、体力もいります。
でも、他の職種よりも華やかに見える素敵な仕事です。
「やってみたいな」と思った時がキッカケ。
好きなブランド、憧れのショップで働くと毎日が面白いですよ。
未経験でもそこまでハードルは高くありません。
ぜひチャレンジしてみましょう。
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆中。
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