僕がアンリアレイジの採用面接を受けたエピソード【デザイナーズブランドに転職したい方へ方法を教えるよ】

僕がアンリアレイジの採用面接を受けたエピソード【デザイナーズブランドに転職したい方へ方法を教えるよ】

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ファッション業界で転職を考えている方へ

まず最初にファッション業界で転職を考えている方へ。

この記事を読んでくれている方の中でファッション業界で働いている方。そして転職を考えている方。
そんな方に最初に伝えたいことは、転職活動は思い立った時がキッカケです。

仕事が辛い、職場に馴染めない、本当は働きたいブランドやショップがあるけれど我慢している。
そんな中で「転職したいなぁ」と思ったら？そのタイミングこそ大切にしてくだい。

転職エージェントなどを使えば働きながら転職活動はできます。
ということは面接を受けて不採用でも今の会社で働き続けることができるんです。

ほとんどリスク無しで新しい職場を探す方法こそ、働きながら転職活動をすること。
全て無料で利用できる転職エージェントをうまく使えば希望に近い転職ができるはず。

僕がアパレル業界の転職で実際に利用してお世話になったのは「クリーデンス」です。
担当者さんがしっかりと情報を共有してくれるので、働きながらの転職活動に強い味方だと思います。

「クリーデンス」のオフィシャルページ

10年ほど前にアンリアレイジへ採用面接を受けた

さて、ここから本題です。
僕は約8〜9年前にANREALAGE(アンリアレイジ)の採用面接に受けた経験があります。

ANREALAGE(アンリアレイジ)と言えば現在はパリコレで新作コレクションを発表している世界的に知名度の高いブランドですよね。
毎シーズン面白い仕掛けやアプローチを取り入れたランウェイショーは、普段パリコレなんて興味がないという方も注目しているのでは？

個人的には「カメラのフラッシュに反応して光る服」は驚きました。テーマは「REFLECT」だったはず。
バイノーラル録音された効果音も面白いですよね。
動画を見る方はイヤホンかヘッドホンでどうぞ。

ただ僕がANREALAGE(アンリアレイジ)の採用面接を受けたのは約8〜9年前。

その頃のANREALAGE(アンリアレイジ)はパリコレでのショーは行っておらず、直営店もなかったと記憶しています。
当時のアトリエは千駄ヶ谷にあるマンションの1室。
そこでスタッフさん数人でブランドを運営されていた小さなブランドでした。

当時、僕は24歳。
イギリスでのデザインアシスタントを経験後に帰国をして、とにかく東京で仕事を探していた中でのチャンスだったと思います。
東京でデザイナーズブランドで仕事がしたい！その願いに1歩近付いた感じですね。

どうやって採用面接をしてもらえたか？

ANREALAGE(アンリアレイジ)はもちろん、デザイナーズブランドで働きたいと思っている方なら、
「どうやって面接の機会を用意してもらえたのか？」
と疑問に思うかもしれません。

僕が当時行なっていた方法はコレです。

①雑誌などを参考に働きたいと思うブランドを優先的にチョイス。
②それぞれのブランドに自分の履歴書を送る。

と言う作戦を行なっていました。

「電話でお問い合わせをしない状態で、突然履歴書を送るなんて非常識だ！」
と思う方もいるでしょう。

僕も今ならそう思います。w
でも当時の僕は若くてそこまで常識が無かった。なので許してください。
突然履歴書が届いてもちゃんと対応して頂いたブランドさんにも本当に感謝しています。

そしてこの履歴書作戦！
実は結構効果大だったんです。

たくさんのブランドさんから「インターンだったら来てもいいよ」だとか「縫製を専門にできるならいいよ」など連絡を頂いてました。
(縫製に関してはミシンは縫えるものの、縫製工場での経験がなかったのでダメでした。)

そして、その中でデザイナーの森永邦彦さんご本人から連絡が来たのが面接のキッカケでした。

ラッキーなことに新卒で1人面接をする予定の人がいるそうで、ついでに僕も面接をしてくれることとなりました。
なんでもダメ元で行動して見るべきですね。

非常識な履歴書作戦の成果が出ました。

自分がアピールできる物をたくさん準備した

面接が決まり、当日まで数日あったので準備をすることにしました。
学生の頃に製作した服の写真や、イギリスでのデザインアシスタント時代の写真。

それから、自分でデザインのアイディアをまとめたブックなども用意しました。

とにかく自分をアピールできる物は全て集めて、作って。
当日に全て持参したことを覚えています。

東京に引っ越したばかりの部屋にミシンがなかったので、近所に住む友達に借りたりもしたな。
そうやって、ひとつのチャンスに全力で取り掛かりました。

面接と技能など1日使って色々とあったテスト

面接は当時アトリエがあった千駄ヶ谷のマンションの1室で行われました。当日はもうかなりの緊張！だったはず。

デザイナーの森永さんと1対1での面接。
僕が用意した写真やブックなどに丁寧に目を向けて頂いていました。沈黙の時間も長かったように思います。

僕はその間、アトリエ中に飾られていたサンプル品の数々を興味深く見ていました。今でもどんなサンプルがあったか覚えています。

面接でデザイナーさんから伝えられたコメントは、

「面白いデザインをするから自分でデザインを始めた方がいいよ」

という答え。

当時の僕は心の中で「そんなことはいいから採用してくれ！お願いだ！」と叫んでいたと思います。
それだけ褒めて頂いても、とにかく働く場所が欲しかった。もうそれだけでした。

面接の後はその日1日は体験入社的に一緒に働いていたと思います。
ボタン付けをお願いされたり、プリントされたパターンと呼ばれる型紙を切り抜いたり。

他のスタッフさんと一緒に働きながら、どれぐらい仕事ができる人間なのか？スキルはあるのか？をチェックされていたような、、、されていなかったような気がします。

結果は不合格だったけれど神対応を受けた

面接を終えて、帰り道。
採用試験を受けたもう1人の方、とカフェに寄って雑談をしたような。していないような。
もう覚えていないぐらい張り詰めた緊張の1日でした。

数日後に出た結果は不合格。
もちろんデザイナーさん自らが電話で結果を伝えてくださいました。

この時も、「面白いデザインをするんだから自分で始めてるといいよ」とアドバイスを頂いています。
とてもありがたい嬉しい言葉。

さらに「この着信番号が僕個人のケータイ番号だから、何からあれば気軽に連絡ください」と連絡先を教えて頂きました。

もちろん、こちらからデザイナーの森永さんに電話連絡をすることはありませんでしたよ。
でもその後の転職活動の心の支えになっていたことは確かです。

あと一歩(だと思う)でANREALAGE(アンリアレイジ)で働けていたのに。。。
東京のデザイナーズブランドで仕事ができたのに。。。
と悔しい気持ちが込み上げいました。

負けじとその後も転職活動を頑張って、最終的には日本ブランドの直営ショップで働くことができました。
当時東京コレクションでショーを行うブランドに関連したショップだったので、当時はそれでも満足いく転職だったと思います。

デザイナーズブランドで働きたい方へ方法を教えるよ

僕自身は惜しくもANREALAGE(アンリアレイジ)で働くことはできませんでしたが、今までの3回ほどの転職活動で得た「転職のコツ」をこの機会にご紹介しようと思います。
また自分だけでなく、周りのファッション関係の転職経験者の方の話も参考にしています。

「普段の雑談で〇〇さんはどんなキッカケでこのブランドで働くことになったんですか？」
と聞くと、いろいろと面白いエピソードが聞けたりするんです。

まずは直接アプローチをすること！

「デザイナーズブランドで働きたい！」と思っている方は、まずは必ず自分からアプローチすることが大切です。

僕みたいにいきなり履歴書を送るのではなく、募集を行っているのかの問い合わせをして見ましょう。
電話でもメールでも「今現在に募集があるのかどうか」を知ることが大切です。

そこで募集していればラッキーだし、履歴書を受け取ってもらいましょう。
もし募集がされていなければ、残念がらずに次へ次へ！そのブランドとは今は縁が無かったということで淡々と行きましょう。

周りのデザインアシスタントの方などは、働きたいブランドの優先順位を決めて電話をかけて転職活動をしたそうです。
そして第1希望のブランドで面接の機会を勝ち取り採用された運のいい人もいます。

とにかくまずは行動！
この作戦は「ダメでもともと」なんです。が、一番の近道でもあるんです。

転職エージェントで非公開求人を得ること！

連絡をして「募集していません」と言われても残念がるのはまだ早い！
なぜかというと、どんな会社でもいつかは求人募集をする時が来るから。ただ、それがいつなのか分かりません。

それなら、求人が出た直後にエントリーできるようにスタンバイしたいですよね。
そこで使えるサービスが転職エージェントなんです。

僕が転職活動でお世話になったのはクリーデンスという転職エージェントだったので、こちらをオススメします。(全て無料)

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ファッション業界専門で求人情報を取り扱っているので、デザイナーズブランドの転職にも最適です。

ポイントはやはり非公開求人を取り扱っているということ。
非公開求人は普段目にする転職サイトなどでは取扱がなく、自力では見つけられない求人です。
ブランドイメージを考慮して、転職エージェントの登録者の中から該当しそうな人だけに伝えられる求人情報。

これを知っているのと知らないのとでは、転職活動の有利性が明らかに違いますよね。
非公開求人も紹介してもらえるように、事前に登録しておきましょう。

↓こんな記事も書いています。
【転職成功法】アパレル業界は非公開求人をモノにすること！

転職エージェントは賢く利用すること！

転職エージェントの賢い利用方法はコレ！

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