ファッションショーでの暗黙のルール
ファッションショーに出席することになった!
初めてファッションショーを見に行きます!
東京ファッションウィークでもロンドンファッションウィークでも、もしかするとブランドが単体で行うランウェイショーでも。
初めてファッションショーを見に行くとなると、いろいろ不安になりますよね。
どんな服を着て行ったらいいの?
恥をかかない振る舞いってあるの?
などなど、オシャレな方がたくさん集まる場所で恥ずかしい思いはしたく無い。
だから毎シーズンのロンドンファッションウィークを取材している僕が、失敗しないためのファッションショーでの暗黙のルールをご紹介します。
ただ、基本的にファッションショーは自由に楽しんでいい場所。
あまり肩の力を入れすぎないで、優雅な時間をリラックスして楽しみましょう。
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ショーを行うブランドの服を着る
まず最初の暗黙のルールはコレ!
別に暗黙のルールというわけでは無いんですが、ショーを行うブランドの服を着て行くと喜ばれますからね。
周りも同じショーを行うブランドの服を着ているはずなので「1人だけ浮く」なんてことはないはず。
なので、どんな服装で行けばいいの?と迷ったら、ショーを行うブランドの服を着て行け!という答えになります。
1日にたくさんのショーをハシゴする場合は、全部ミックスする必要はなくて。
1つのブランドに絞ってコーディネートすればいいでしょう。
でもショーを行うブランドの服を持ってない。。。となった場合は、ある程度のテイストを合わせておけばOK。
そうでなくてもそれなりにキッチリしていれば特に気にし過ぎることはありませんよ。
ダサい格好だと思われないだろうか、、、なんて心配して会場で消極的になる必要ナシ!
どんな格好でも堂々としていればいいんですよ。
僕なんて、ドン・キホーテで買ったTシャツで会場をウロウロしていることもあります。。。よ。
まぁ、フォトグラファーとして出席しているので、フォトグラファー席にいる人たちのファッションはグンと平均点が下がりますから。(フォトグラファーのみなさんすいません、、、でも事実。。)
Tシャツでも問題ありません。動きやすさが必須ですからね。
ただ、カメラを持っていなかったら、ただの不審者にも見られそうですねぇ。
話はそれましたが、ショーを行うブランドの服を着ましょう。
それで解決です。
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写真撮影はフラッシュ無しで
ショーが始まったら、やっぱり写真を取りたいですよね。
スマホはもちろん、デジカメを持ってきてパシャパシャ撮ることもあるでしょう。
が、ここで気をつけることが1点。
必ずフラッシュはオフにしましょうね。そう、基本フラッシュ禁止だと思った方がいいです。
なぜかというと、フォトグラファーの人たちはフラッシュがない状態の明るさで全ての設定を行なっています。
そこにみんながフラッシュを使ってしまうとキレイな写真が撮れないですよね。
これはロンドンファッションウィークでの話ですが、ごくたま〜にフラッシュをバシバシ使っている人がいて。
「フラッシュやめろ!!」
とフォトグラファー席から怒鳴り声が聞こえることもあります。
なので基本はフラッシュは無しで撮影しましょう。
だいたいショーの間は照明がしっかりと照らされているので、フラッシュがなくても十分撮影はできるはず。
フラッシュを使わない方がキレイな写真が撮れますからね。
脚は組んでも引っ込める
最後にこちらもフォトグラファーから注意されること「あるある」です。
モデルが歩くランウェイに横幅があれば何の問題はないんですが、たま〜にモデルが歩く通路が狭い場合があるんです。
そんな通路が狭い会場であれば、フォトグラファーが写真を撮ろうとした時にどうしてもお客さんの足が入ってしまうです。
特に足を組んでいる場合は写真に写り込んでしまう。
なので、よくフォトグラファーから、
「足を引っ込めて!」と注意が叫ばれることがあります。これはよくあるシチュエーションです。
なので、自分の席が一番前の席であれば足を組んでもいいけれど、引っ込めておくことをお忘れなく。
通路が広い会場などであれば全く問題ないんですが、なぜは通路が狭い会場って多いんですよ。
最前列のノベルティを狙え!
これはおまけ。
ファッションショーを行うブランドによっては、来場者にノベルティとしてプレゼントを用意しているところもあります。
長イス状の席にひとつひとつプレゼントが置いてあれば、中身はプレゼント。
販促物や粗品、オリジナルアイテムやお菓子など様々。
ただ、会場によっては最前列の席にしかノベルティが用意されていないこともあります。
2列目、3列目に座っていたらもらえないのかよ、残念、、、。なんて落ち込まないように。
狙い目はショーが終わった直後が勝負。
最前列のセレブの中には、「荷物になるのがイヤ」という理由でノベルティを持って帰らない人も多いんです。
なので、そこを狙ってノベルティゲット〜!!ができるはず。
、、、がこの記事のテーマである ”振る舞い講座” 的には良いのか悪いのか分かりませんが、どうしてもノベルティが欲しい!なんて方は、ぜひ狙ってみましょう。
会場の周辺でストリートスナップされよう
東京はどうなんだろ?
ロンドンファッションウィークなら、会場周辺はストリートスナップを狙うフォトグラファーがたくさんスタンバイしています。
オシャレして会場に行けば、ストリートスナップが撮られるはず。
少し恥ずかしいかもしれませんが、せっかくの機会なので撮影に協力的になってあげましょう。
海外の雑誌やウェブマガジンなどがストリートスナップを取材していたりするので、海外雑誌デビューなんてこともあるかもです。
ストリートスナップを撮られたということは、オシャレと認められたも同じ。
喜んでいいことだと思いますよ。
僕なんて、毎シーズンロンドンファッションウィークに来ているのに一度たりとも撮られたことないですからね!笑
まぁ、撮る側なので当然ですが。
リラックスして楽しもう!
ファッションショーって、出席すると何だか周りのことが気なってしまいますよね。
自分は場違いではないか?
周りから浮いていないか?
なんて余計なことを気にしてしまいがち。
服を買いに行った時にショップのスタッフさんからどう思われているかなぁと感じる時と同じ感覚。
でも、実は全ては自意識過剰な考えだったりもします。
オシャレな場の雰囲気ってなんだか緊張してしまうけれど、リラックスして楽しまないと損。
自分の決めたオシャレをして、堂々としていればいいんのでは?と思います。
ただ、ドン・キホーテのTシャツはやめておいた方がいいですね。笑
気をつけます。
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東京ファッションウィークなどで、ショーを見たいけれど見れない人の心境を見ると。
昔、ロンドンコレクションでインビもないのに会場に足を運んでた時を思い出す。
アレクサチャン氏が来場して入り口がワチャワチャしてる隙に中に入ったっけな。
10年前の話だから時効ってことでいいでしょ。— 高嶋一行🇬🇧tokyosamplesale (@tokyosamplesale) 2018年3月21日
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。
現在、ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆しています。
ロンドンコレクションでは累計200以上の会場に足を運んだ経験あり。
ファッション業界の働き方の提案やロンドンファッションについてご紹介しています。
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