バイヤーは英語力が必要!
バイヤーになりたい!
そして、ヨーロッパなどに買い付けの出張に行きたい!
そんな憧れを抱いている方へ。
英語のスキルは十分ですか?
英語が話せないのに「バイヤーになりたい!海外出張行きたい!」なんて矛盾しています。
バイヤーになるなら、バイイングで相手と交渉できるくらいの最低限の英語は身につけるべきです。
「英語は何度かトライしたけど、諦めたんだった、、、」
「英語よりむしろ、日本語だってあやしい、、、」
なんてヤバイ!と思った方も多いのではないでしょうか。
現実にバイヤーの求人で応募資格に「意思疎通ができる英語能力」を条件にしているところもあります。
でも、ご安心を!
英語のTOEICで215点を出した英語スキルゼロの僕でも今では仕事で英語を使っています。それに妻はイギリス人です。
また、ブランドの営業職と東京で5年、ヨーロッパで1年行っている経験から、たくさんのバイヤーさんと接する機会があります。
そんな経験から、これからバイヤーになりたいと思っている方へ、英語力が身につくコツをお伝えします。
具体的な方法から、精神論までポイントとなることを5つにまとめました。
これを意識していれば、あなたも(ある程度)英語が話せるようになるはず。
バイヤーになりたい方へ届けたい、英語マスターのコツをご紹介します。
※実体験を元に、独自の解釈でやってます。そして少々荒っぽい方法です。マネするかどうかは自己責任でお願いします。
今から英語を覚える際のコツ!
これから英語を覚えようと思う方へ、英語がとにかく苦手な僕から伝えたいこと。
それが、
・O型的なアバウトな気持ちで続ける
・「正確さ」よりも伝わること優先
この2点です。
もうね、細かいことは気にしないんです。
「This is a pen.」なんて例文があるとすると、これだけでも「This is〜」が「これは〜」と訳されて、「a」は1つだからつける。「pen」は名詞の「ペン」、、、、。
なんてやってたら、英語がイヤになりますよね。
正しい英語を学ぶなら、こうやって基本を学ぶんでしょうが、そんなことしていたら10年かかっても英語が話せないでしょう。
バイヤーになりたい人は時間がないんです。半年である程度英語が話せるようになりたいんです。
だから、単純化します。
「This is a pen.」という例文も僕がO型的なアバウトな感じに直すと。
「Pen!」
これだけでいい。
指をさして、大きな声で「Pen!」といえばいい。
かなり雑だけど、これで伝わるから。
とにかく英語は伝えることが一番優先。
なので、伝えることを最重要視して会話していきます。
繰り返しますが、
・「正確さ」よりも伝わること優先
です。
乱暴な英語でも最初はいいんです。
丁寧な英語で伝わらないぐらいなら、少々乱暴でも伝わる英語の方が素晴らしい。
少なくてもコミュニケーションツールしての役に立っています。
O型的な「おおざっぱ」で伝えること優先に!
血液型のO型の典型的な性格は「おおざっぱ」「細かいことは気にしない」と言ったところ。
そして英語を話す時も、このO型の性格を十分に活かしていきます。
「でもO型じゃない、、、」
という人もいるかもしれませんが、英語を話す時だけO型になりきりましょう。
思い込むことが大切です。
そして、ここから最低限の英語を話す際に心がけることをご説明します。
これらは全部、とにかく早く英語を話せるようになるための基本!
か・な・り、荒っぽい方法なので、ある程度英語を話せるようになれば、自分なりに英語の精度を上げてくださいね。
でも、最初は伝わればいいんです!
①「a」「the」とか無視!複数形の「〜s」も後で覚える
Penがひとつで「A Pen」。2つ以上なら複数形で「Pens」になる。
そう教わったと思いますが、日本語にはない表現ですよね。
だからこんな小さいことでも英語をややこしくするんです。
英語を話したいと思っていて、いろいろと細かいことを気にしていたらホイホイ言葉も出てきません。
そしてリズムよく会話できません。
それに、「A pen」だと思っていたら、話の途中で「The Pen」になっていたりします。
なぜか?
今はとりあえず無視!
「a」も「the」も複数形も、全て一旦気にしないで会話しましょう。
ペンが欲しいなら、「I want Pen.」これで十分伝わります。文法的には正しくないけれど、目的は伝えること。
伝われば100点なんです。
②3つだけフレーズを覚えて、単語を変える
英語で会話する際にスムーズにするなら、いくつかのフレーズを丸暗記しましょう。
この際、なぜ?とか理由とか気にしない。
数学の公式のように、丸暗記して使うイメージでOK。
ちなみに主な英語を話なければいけない時って、自分の意思を伝えたい時ですよね?
だから、意思を伝えるフレーズを覚えておけば、なんとか伝わることが多いんです。
・「Let me 〜.」
意味:〜させてくれ!という感じ
例文:
Let me in.(中に入れて)
Let me off.({バスなどで}下ろして)
Let me know.(教えてね)
自分のやりたいことを、言う際に便利。
Let me〜の後に、動詞を入れるだけ。自分のやりたいことをこれだけで言える。
もちろん、違和感ある表現になる場面もありますが、たいがい理解してくれますよ。
シンプルだし、発音も簡単だし、ヘタに丁寧に言うよりも分かりやすい。
なんでもシンプルがいいんです。
・「Can I have 〜?」
意味:〜をください
例文:
Can I have a pen?(ペンをください)
Can I have some drink?(飲み物をください)
「Can I 〜」はちょっとカジュアルな言い方ですが、とにかく簡単なので、最初はこれを使っておきましょう。
特に威力を発揮するのが、注文の時。
欲しいものが伝わらないと困りますよね。
でもこのフレーズさえ覚えておけば、広い範囲で応用可能。
慣れてきたら、haveを違う単語に変えて応用もできますが、慣れるまではフレーズこのまんまでOK。
それに、「a」とか「some」もなくても気にしなくていいです。
伝わりますから。
・「Can you 〜?」
意味:〜してください
例文:
Can you go to the supermarket?(スーパーに行ってください)
Can you stay here?(ここにいてください)
これは逆に相手に何かやって欲しい時に使います。
相手にお願いする時に、いろいろとやって欲しいことを当てはめたら通じます。
この3つのフレーズを知っているだけで。
この3つのフレーズを駆使するだけで、かなりの希望や意思は伝えることができるんです。
もちろん、これだけでは不十分なシュチュエーションもあるでしょうから、もっとたくさん覚えていく必要はありますよ。
でも、とりあえず短期間で英語を話せるようになるには、伝わりやすいこれらベーシックなフレーズを覚えておきましょう。
数日の旅行なら、これだけでも十分やっていけるかもしれませんよ。
それぐらい心強いフレーズなんです。
③相手に察してもらうように話す
あと、英語がうまく話せなかった時のあるあるとして、
「どうやって言えばいいだろう、、、」
「言い回しが分からない、、、」
と悩んでしまうことです。
例えば、電車の切符を間違えた値段で買ってしまった。
払い戻しして買い換えたい。
そんな時に、「、、、払い戻しってなんて言うの?」と悩んでしまいそうです。
でも、常に英語はシンプルに!
無理に難しく考えなくてもいいんです。
相手に状況が伝わって、やりたいことが理解されれば、相手も察してくれるでしょう。
だから、
「I have a mistake.(ミスってしまったよ)」
「Can you change?(変えて!)」
と、切符を見せて伝えましょう。
そうすれば、相手も「あ〜、買い換えたいのね」と察してくれるでしょう。
もちろん、上記の例文の文法は完璧ではありませんのでご注意を。
でも伝わるんです。伝われば100点なんです。
できるだけ簡単な英語で、相手に察してもらう。
これ、すごく重要。
困った時は、とにかく最初に「Help me.」という。
そうすれば、相手は「なにを困っているのか?」と察してくれる。
察してもらうようにシンプルに話すと、結構伝わるもんですよ。
④直球の英語が結果的に伝わりやすい
英語を学んでいると、丁寧な言い方やビジネスシーンでふさわしい英語の表現が出てきたりします。
でも、最初はとにかく無視しましょう。
伝わりやすさを最優先にするなら、言葉をオブラートに包む必要もない。
極端な話「Yes」なのか「No」なのか白黒はっきりと伝えてた方がいい。
どっちでもいいことでも、とりあえずどっちかに決めてしまう。
丁寧な言い方も、後で覚えればいい。少しぐらい失礼でもダイレクトに伝えるようにしましょう。
逆に、外国人の人が日本語で「本日はお忙しい中、お越しくださって、、、」なんて言い始めたら戸惑いますよね。
そんな言葉、期待していませんよね?
だから、まずは自分があまり英語が得意でない!と開き直って、伝えやすい英語でダイレクトに伝える。
丁寧とか、文法が違うとか、そんなことはある程度話せるようになってから覚えていけばいいんです。
⑤理解できなかった相手が悪いと思い込む
ネイティブで英語を話す人との会話で、頑張って英語を話したのに伝わらなかった、、、。
そんな経験は英語を話す上で誰でもあるはずです。
でも、落ち込む必要は一切ない!
こっちは英語を頑張って話しているのに、それの英語を頑張って理解しようとしない相手が悪い。
それぐらいのスタンスでいいんです。
たくさんの人と英語を話していると気づくと思いますが、自分の英語を理解しやすい人と理解しにくく人がいます。
「この人は僕の英語を理解してくれているけれど、あの人には全然通じないんだよね」なんてこと。
それって、相手の理解力でも左右されるってことですよね。
なら、相手の責任でもあるってこと。
特に、あまり日本人の英語に慣れていない英語ネイティブの人は、日本人の英語を理解しにくいです。
だから、相手にも「頑張って理解する努力」が必要になります。
それをしないで、「分からない」と言ってくる人は親切ではありません。
こっちは頑張って英語話しているのに、理解しようとしろよ!と強気でいきましょう。
そうじゃないと、続く英語の勉強も続きませんからね。もちろん、こっちも日々の努力が必要ですが。
本気になれば短期間で英語は(ある程度)できる!
バイヤーになりたい人に届け!「O型的」英語上達のコツ。
・とにかくアバウトで雑でも気にしない。
・aとかtheとか、複数形のsとかも、分からなかったら無視!
・細かいミスは「理解できない相手が悪い」くらいの気持ちでいい。
・黙ってるより単語並べて話そうとしている方がマシと思う。— 高嶋一行@tokyosamplesale (@tokyosamplesale) 2017年10月23日
上記のようなO型的なアバウトな英語で、とにかく伝えることを最優先にすれば、数ヶ月前である程度の英語は話せるようになります。
少なくとも自分の意思を伝えることができれば大きな一歩ですよね。
バイヤーなら、「これ欲しい!」「これはいらない!」など、自分の意思だけでも伝えることができるれば十分なんとかやっていけるはず。
そこから初めて、丁寧な言い方や英語のテクニックを磨いていけばいい。
とにかく最初はシンプルに。伝えることを目的に英語を頑張ってみましょう。
それと、英語に数年もかける必要はなくて、社会人としてスキルアップするなら、本気になって数ヶ月で習得するべき!
だって、目的は仕事であり、バイヤーになること。
「英語を話せるようになること」が人生の目標ではないでしょう。なら、ちゃちゃっとある程度習得して、バイヤーになりたい希望のために時間をつかいましょう。
ちなみに、英語習得で有名なスピードラーニングがありますが、あまり効果が出たとは聞いたことがありません。
短期で集中するなら、対話式のこちらで本気を出して取り組んでみましょう。
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆中。
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