バイヤーになりたい!インターンしたい!
ファッション業界こそ「インターンやりたい!」と思ったら直接企業に聞いてみたらいいのに。
それこそアシスタントバイヤーとしてのインターンなど任せてくれるところが見つかるかもよ。 そもそもアパレル業界は忙しいから、求人を出してなくても手伝って欲しいと思っている会社はたくさんある。 — 高嶋一行@tokyosamplesale (@tokyosamplesale) 2017年10月17日
ファッション業界で人気のお仕事。それが「バイヤー」です。
バイヤーはショップに並べる商品を買い付けする(バイイング)する仕事がメイン。
シンプルに言うと「買い物をする仕事」とも言えるでしょう。
だからなのか、どうなのか。女性に多い「バイヤー志望」の人たち。
そして今回は、そんなバイヤーのインターンの仕事がしたい方に贈る「インターンでバイヤーのアシスタントをする方法」を紹介します。
「バイヤーになりたいけれど、どうすればいいの?」
「私にもバイヤーになれるチャンスあるの?」
なんて将来はバイヤーになりたいという思いがある方。
不安になるなら行動! これを読んで、今日からバイヤーのインターンを勝ち取ろう!
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バイヤーのインターン情報を集める
バイヤーとしてインターンがしたい!
そう思ったらまずは情報収集からスタートすることが基本です。
とにかく基本は情報集め。どんな仕事でも一緒ですね。
でもどうやってバイヤーインターンの仕事を見つけるの?
その方法は以下の通り。
それぞれ実践して、自分なりの情報を集めましょう。
リクナビで探す
インターンをしたい!
と思っているということは、今、あなたは「学生で将来的にアパレル企業に就職したい方」ということでしょう。
それなら、まずは就活生の強い味方である「リクナビ」に登録しましょう。
リクナビでは多数のインターンプログラムが企業から用意されています。
ここからファッション業界プログラムを検索することも可能です。
ちなみに「バイヤー ファッション」と検索をかけてみると、なんと80件がヒット! (2017年10月18日現在)
ただし、この中の全てがバイヤーのインターンではないので、細かく1件1件チェックしていく必要があります。
それでも人気セレクトショップなどがインターンのプログラムとして、バイヤー体験やバイヤーからの説明を聞く機会があるなど、興味深い内容がたくさんあります。
少し一例を挙げてみると、、、、。
トウキョウベース
一番バイヤーとしてのインターンにぴったりなのはトウキョウベースでしょう。
マーチャンダイジングとバイヤー職を現役のスタッフから学び、実際に自分でバイイング計画を立てるというプログラム。
しかも、ここで優秀だった人は実際にバイイングに同行可能に! これはバイヤーとしての可能性を聞きだせるチャンスでしょう。
バイヤー志望の方は自分の腕試し感覚でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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【ステマじゃないよ】アパレル販売の給料が不満ならトウキョウベースに転職すればいい
エストネーション
人気のセレクトショップであるエストネーションもインターンプログラムを実施しています。
その中でも人気がオフィス見学。
実際のバイイングを行っているバイヤー職のオフィスも見学可能。
バイヤーってどんな人がやってるの? どんな感じで仕事しているの? なんてことが分かるインターンとなっています。
リアルな現場を見たいなら参加してみる価値ありです。
トレジャー・ファクトリー
こちらは同じバイヤーでもユーズドアイテムを買い取るバイヤー職のインターン。
セレクトショップのバイイングとは違いますが、買い付けの原点は同じ。
古着なども扱う分、身につけるスキルとしては将来的に役立つものかもしれません。
バイヤーとして幅広く活躍したい方には良い体験かと思います。
高島屋
バイヤーとして活躍するなら百貨店がいい!
そんな方は高島屋のインターンプログラムにバイイングの文字が。
その他の業務も交えて、様々なインターンといて体験できる内容になっています。
セレクトショップもいいですが、百貨店のバイヤーとして活躍したい! そんな方は要チェックです。
(※すべての情報は2017年10月18日現在の情報です)
このように、リクナビのインターンを見るだけでも多数のプログラムがあり、エントリー可能。
本気でバイヤーなりたいなら、すべてに参加するぐらいの勢いでチャレンジしてみましょう。
特にトウキョウベースのバイイング同行は貴重。ぜひその座を勝ち取って頂きたい。
企業サイトで探す
自分が入りたいセレクトショップや企業がある場合、直接その企業のオフィシャルサイトへインターネットで訪問してみましょう。
ほとんどの企業が採用情報を掲載しており、中途採用や新卒採用の情報が確認できます。
このページに新卒採用などの情報を合わせてインターンの実施状況も掲載されている場合があります。
さきほど紹介したリクナビなどと連動している企業も多いですが、もしかするとリクナビページで見逃したインターンプログラムも発見できるかも。
再確認も兼ねて、自分が気になる企業やセレクトショップは確認することをオススメします。
同じく企業紹介も行われているので、自分がエントリーしたい企業をよく知っておくことも大切です。
企業サイトにはたくさんの採用に関するヒントや情報が隠れているページ。
じっくり時間をかけて隅々まで目を通しておきましょう。
募集がなくても直接聞いてみる
本当に大切なのはココ!
リクナビや企業サイトを確認することって、どの就活生だってやっていること。
ライバルと同じ動きをしていても、有利になることはありません。
自分がこれからやりたいことがあるなら、自発的に動いた者が有利な時代です。
「それなら何をするか?」
直接、メールでも電話でもいいので聞いてみることが重要です。
「御社でインターンをさせて頂きたいのですが、募集はされていますか?」 と聞いてみましょう。
もちろん、断られることもあります。 でもそれが当たり前。何も気にすることはありません。
そして中には、仕事が忙しいくてアシスタントが欲しいと思っていた会社に当たるかもしれません。
そうなるとインターンとしてやアルバイトとして企業で働かせてもらえることになるでしょう。
バイヤーのアシスタントでも雑用でも、すべてが自分にとって貴重な体験となるはず。
ここまでは他の学生もあまりやっていないこと。 断れて当たり前。気にせずドンドン聞いていきましょう。
社会人になって営業職なんてなれば、毎日がこんな感じで営業の電話をしたりします。
学生が自分のインターン欲しさに行ってもいいんです。
バイヤーのインターンで必要なことは?
バイヤーになりたいから、今からできる身につけるべきスキルってなんだろうか。
インターンなどを行う学生のうちに準備できることって何? どんなことが就職時に有利なの?
そこで、今からできる必要なスキルアップをまとめて紹介。 今できることを淡々とこなしておくと、きっとファッションの現場で役に立つはず。
やっぱり英語力
バイヤーという職業のイメージとして、ヨーロッパやアメリカなどの海外出張が多く、インポートブランドの買い付けも行っているという感じでしょうか。
インポートブランドを多数扱うセレクトショップや百貨店なら、イメージ通りの海外出張もたくさんあるでしょう。
パリコレやロンドンコレクションの時期を狙ってバイイングに出かけることになります。
その時に必要となるのが「英語力」。
ペラペラまでのスキルはいらないですが、ある程度英語が話せないと不便。
パリであればフランス語ですが、世界各地が集まる展示会などなら英語が共通言語となります。
なので、最優先で覚えておきたいのは英語。 習得するなら早ければ早い方がいいでしょう。
今までチャレンジしようとして断念した人も、スピードラーニングなどに頼ってもダメだった人も。
とにかく腹をくくって英語をある程度マスターしましょう。
「ある程度、会話ができるぐらい」の英語力でも大丈夫。
社会人になって「英語ができれば、、、」と後悔しないためにも今から始めることを強くオススメします。
ショップでの接客力
バイヤーとなれば接客のスキルはいらないかもしれませんが、セレクトショップのバイヤーさんの多くは時間を見つけては現場であるショップに立ち、自分たちで接客をしながらお客さんの反応をチェックしていたりします。
それに、バイヤー希望で入社したとしても、最初に配属されるのはショップスタッフの場合がほとんど。
ここから結果を出して、本社の人たちに認められた人だけがバイヤーに選んでもらえるワケです。
なので、接客のスキルも無視できません。
接客のスキルを身につけるなら、とにかく数多くの接客を経験すること。
アルバイトとしてショップで働くことをオススメします。
また、接客の基本や常識として、社会人になった際に役立つ基本の基本は本で吸収することができます。
販売スタッフとしてやるべきことがマニュアルとしてまとまっているので、役立つ本です。
これをベースに、それぞれのショップのスタイルに適用する形で接客スキルを磨いていきましょう。
センスが問われるコーデ力
スタイリストでなくてもバイヤーになるならコーディネート力は必要です。
買い付けを行う際に、「コレとコレを合わせたらオシャレ」などと即興でイメージしながら商品を選んでくことにもなります。
なのでひとつのセンスとしてコーディネート力を磨いておきましょう。
・ファッション雑誌をたくさん読む。
・パリコレ、ロンドンコレクションなどの情報や写真をチェックする。
・ストリートスナップのリアルなスタイリングも自分のアレンジ方法として応用する。
などなど、日頃からセンスや感性を磨くことはできるはず。
大手のセレクトショップでも、コーディネート力などのセンスを評価されてバイイングチームに加わった販売スタッフもいるほど。
時間があれば自分の感性を磨くために、いろいろなファッションに触れることが大切です。
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ロンドンコレクション記事一覧
そもそもバイヤーという仕事とは?
バイヤーという仕事がどういうものなのか?
ファッションビジネスと合わせて「知ってるつもり」を無くしておくためにも、バイヤーの仕事内容を細かく理解しておきましょう。
ファッションバイヤーを取り上げた本は多数あるのですが、なかなか電子書籍に対応したものが見つからない現状。
中古品などを中心に、紙の本で探す必要があります。
バイヤーのメインの仕事は「バイイング(買い付け)」ですが、専門用語やより突っ込んだ仕事内容については知らないことも多いはず。 時間がある今だからこそ、本でしっかりと勉強しておきましょう。
ところでバイヤーの年収知ってる?
バイヤーのことが分かったところで、次に気になることはみんな同じ。
「バイヤーってどれくらいの給料もらえるんだろう。」
でもお金の話だから、インターン中に「年収いくらですか?」なんて聞けませんよね。
だからこそ、さらに気になる。知りたい。
なので解説しておくと、クリーデンスがしっかりと調査してくれています。
こちらが気にあるバイヤーの平均的な年収です。
【バイヤー職の平均年収】
・25〜29歳なら370万円。
・30〜34歳なら411万円。
・35〜39歳なら520万円。
実は、アパレル業界の中でも「年収が高い方」なんです!
これは嬉しいお知らせですよね。
自分が目指したい仕事の給料が高いことはいいこと。
その分ライバルも増えるかもしれませんが、目指す仕事の年収に満足できるということは嬉しい結果ではないでしょうか。
もっと詳しく年収の話が知りたい方は、こちらの記事にて紹介しています。
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バイヤーの年収ってどれくらい?バイヤーに転職したい人が気になる給料の話
「インターン」にこだわらない!
ここでは「インターンとしてのバイヤー職」に関してご紹介してきました。
ですが、別にインターンにこだわる必要はない!
そうですよね?
インターンではなくてバイヤーとして就職・転職できればもっと嬉しいはず。
なのでインターンにこだわらないで、バイヤーとしての転職や就職を目指してみてはいかがでしょうか?
僕はファッション業界での転職活動でほんっっとうにお世話になったのは「クリーデンス」です。
担当者の方がきめ細かくサポートしてくれて、全て無料。
アパレル業界のより良い職場を見つけるために大半の人が利用しているサービスです。
クリーデンスはアパレル専門の転職エージェントであり、もちろんバイヤー職の求人も多数集まっています。
全て無料のサービスなので、一度クリーデンスにてバイヤーの仕事を探してみることも効果的ですよ。
インターンを通り越して、バイヤー候補として会社に採用してもえらば結果的に近道ですよね。
本気でバイヤーになりたい方にオススメです。
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。
現在、ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆しています。
ロンドンコレクションでは累計200以上の会場に足を運んだ経験あり。
ファッション業界の働き方の提案やロンドンファッションについてご紹介しています。
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