イギリスの地方都市にてウーバーイーツなどの配達員を行なっているエイスと申します。
もうかれこれ500回以上の配達を経験しました。そんなイギリスでの配達員として経験した内容を元に執筆しております。
現在連載中の「イギリスUber Eats(ウーバーイーツ)物語」。過去のお話は以下のリンクからご覧ください。
イギリスUberEats(ウーバーイーツ)物語の第1話と記事一覧はこちら
さて、前回の話でイギリスではUber Eats(ウーバーイーツ)の他にJust Eat(ジャストイート)もメジャーなフード配達サービスであるとご紹介しました。
僕自身もどちらかというとUber Eats(ウーバーイーツ)よりもJust Eat(ジャストイート)で配達する割合が多いです。
それぐらい注文がよく来るサービスとしてイギリス国内で根付いています。
そんなJust Eat(ジャストイート)。利用者はレビューを投稿できるシステムがあり、頻繁に投稿されています。
ただし、そこがまたカオス！!
「めっちゃ冷えた料理が届いた」
「ドリンク忘れられてた」
「届いてないのに”配達完了”となった」
などなど、クレームレビューの嵐なんです。
えっ！こんなんで良いの？Just Eat(ジャストイート)側は可能ならレビュー機能を失くした方が良いんではないか？・・・と心配してしまうぐらいのダメ出しレビューばかり。
もちろん中には「料理がアツアツのまま届いた！」などの満足レビューもありますが、割合にして1-2割。
それ以外はクレームです。ほんとにクレームの嵐。
そして圧倒的に多いのが、「頼んだドリンクが入っていない。」「頼んだBBQソースが入っていない。」など。
たぶん、商品を詰める際に忘れちゃうんでしょうねぇ。。。
実際に注文レシートを見ながらスタッフが手作業で商品を詰めるんでしょうけど、ここはイギリス。日本とは作業の質が違いますよ。
日本なら徹底してバイトにやり方を教えて業務をするだろうですけど、イギリスではちょっとそこの詰めが甘い、、スタッフ全員がちゃんと業務の細かな部分まで理解しているかどうか怪しい。
レシートの下の方に「BBQソース x1」と書かれていても普通に知らずにスルーしちゃうんでしょうねぇ。
なのでそんなスタッフが作業する日はミスが連発します。
そしてミス連発が発生する日は頻繁に起こり、そこまで珍しくない。よくあること。
もしかしたらオーダー通り完璧な料理が届くことの方が奇跡かも。
ソースぐらいなら許せるかもしれませんが、問題なのがハッピーセットのおもちゃ。
これが忘れられると子供が泣いてしまったり、不機嫌になったりとカスタマーサービス的に考えると結構重大なミスです。
お子さんを持つ家庭なら想像がつくと思います。
そして！さらにハードルがもう1つ！
オーダー通りの料理が用意されても油断してはいけません！配達員がちゃんと料理を運ぶかどうかのハードルも超えなければなりません。
ここでもなぜか連発する「届いていないのに”配達完了”となる怪奇現象」。いや怖い。。
おそらく、全然違う家にポイッと置いて帰ってしまう配達員がいるのかも？
場所がわからず諦めて”配達完了”にしてしまうのか？？(恐ろしい、、)
とにかく配達に関しても何かしらのミスが連発されています。これに関してはほんとに謎！
これらを考慮して考えるとイギリスで問題なくUber Eats(ウーバーイーツ)などのフードデリバリーが届くことは奇跡に近いのかもしれません。
人間だもの。誰でもミスはするよ。
いや！それは理解できたとしても注文したお客側としては腹が立ちますよね。
もしくはイギリスのカスタマーサービスの期待値が低いから、みんな「しょうがない」と思っているのか？？？
そんなことを考えながら、みんながミスを連発することでフードデリバリーの利用者が減るのではないかと心配をしています。
が、、、今日もたくさんのオーダーが来る毎日。
イギリスはミスに寛容なのか？ミスして当たり前の世の中なのか？
ホントに不思議。。。。
そして今日もレビューには「〇〇が足りない」「届かない」などのクレームが追加されていくのでした。。。
終わり
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