ファッションを勉強するための留学。
ヘアメイクのレベルアップのための渡英。
ファッション業界で働く人、働きたい人が集まるロンドンですが、自分の思い通りの仕事を見つけるには苦労します。
日本での転職や就職が難しいのに、海外ならもっと難易度は高いはず。
そこで、僕がロンドンでファッションブランドの仕事を見つけた経験談をご紹介します。
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たまたま見つけた雑誌
話の始まりはロンドンに出発する準備をしていた頃。
フライトの1週間前ぐらいに、それまで働いていた深夜バイト最終日となる日。
最後の出勤だし、ありがとうの気持ちを込めて差し入れのお菓子を買いにショッピングモールに来ていました。
そこでついでに寄った本屋。
何気なくファッション雑誌をパラパラと見ているとタイミングよく「ロンドン特集」があり迷わず購入。
そこでアトリエを紹介されていたのが後に働くこととなったブランドです。
手がかりはアトリエの写真
雑誌のロンドン特集でアトリエが紹介されていたブランド。
「ここで働きたい!」と思ってその雑誌をロンドンまで持って行きました。
当時2008年はインターネットはもちろんありましたが、今のようなスマホはありません。(あったのかな?少なくとも周りで持っている人はいなかったはず)
グーグルマップも今ほどみんな使ってなかった?はず
こちらもあったとしてもあまり普及はしていなかったと思います。
なので、手かがりは雑誌に載っていたアトリエの建物の写真。
そして紹介文でさりげなく書いてあったブリクストンと言うロンドンの南にある地域であること。
これだけを頼りにブランドのあるアトリエを探すことに。
「仕事は足で探せ!」と言うけれど
考えついた方法はひとつ。
「建物の写真を頼りにブリクスト中を歩く」というもの。
とてもシンプルで頭を使っていない作戦でしかないですが、20代前半の若い頃なら体力勝負でなんとかなった時期。
なので、歩いて歩いてひたすらアトリエを探しました。
昨日はこっち方面を歩いたから、今日はこっち。
そうやって3日間歩いた時、突然そのアトリエの建物が現れました。
まさに偶然。そしてラッキー。
「本当にあった!」と自分でもビックリしましたが、事実、歩き続けることで見つけることができました。
飛び込み営業のごとく
アトリエを見つけた後は、戸惑いながらも飛び込み営業です。
インターホンを押して、カタコトの英語で話す。
日本から来て、仕事を探してます。と意気込みを伝える。
飛び込み営業のほとんどは当たって砕けますが、その時は砕けなかった。
たまたま、力仕事がたくさんあり男性スタッフを必要としていた。
たまたま、その当時は女性ばかりの職場となり男性がいなかった。
たまたま、デザイナーの機嫌がよかった(?)。
とここでもラッキーが重なり、働けることになりました。
この時、英語は全く話せなかったし、ロンドンに来たばかりで携帯電話や住むところも無かった。にも関わらず。
結局、ここでビザが切れるギリギリまで。
約1年間働いたわけです。
ただ、この話にはマヌケなオチがあり。
インターネットでブランドのホームページにいけば、アトリエの住所も電話番号も載っていた。ということ。
苦労して3日間探し回る必要なんてなかったワケです。
この成功経験から活かせること
と、おそらくこの話を聞いても、これから海外で仕事を探そうとする人には何の役にも立たないでしょう。
なので、この「結果的に仕事を見つけたという事実」からわかる反省的を踏まえての教訓をご紹介します。
海外のファッションブランドで働きたいのなら、この方法が有効的でしょう。
教訓1:今ならネットを活用しよう
僕のように「足で探す」という方法もいいのですが、やはり今はインターネットを使ってより効率的に、効果的に仕事探しをする方がいいでしょう。
事実、僕もインターネットで調べていれば、3日も歩く必要はなかった。
そして、もしアトリエが見つからなかったら、その当時に仕事に就けていなかった。
なので、とにかく情報収集も仕事探しも何でも、インターネットを活用しましょう。
実際に足を使って探すのはネットで調べ尽くした後。もしくは平行して行うくらいで大丈夫。
教訓2:アプローチこそ営業の基本
よく海外で仕事を探しているという方に会いますが、アプローチすらしていない人も多いです。
とにかく営業の基本はダメで元々。
100通のメールに10通の返事が返ってきてラッキー。その10件のうち1〜2件の面接ができれば良い方でしょう。
なので、100件単位で求人の有無のメール、もしくは電話などのアプローチをしましょう。
僕は結果的に1件目でOKだったけれど、全てはダメ元。
「聞いてみないと分からない」のスタンスが大切です。
教訓3:本当に働きたいところから優先的に
これは海外に限らず日本でも同じ。
大手であろうが、デザイナーズブランドであろうが、自分が本当に働きたい順番にアプローチしましょう。
「きっと相手にされない」
と思って最初から諦めてはダメ。
それこそ聞いてみないと分からないはず。
なので、ここは自分に正直に。
自分が本当に働きたい順番を作ってその上位から攻めていく。
最初から働きやすいという理由で海外の日本食レストランで働くことはオススメしません。
それって本当にやりたいことなの?
結論:海外こそ、自分の行動力が問われる場所
これから海外留学を考えているなら、まずは十分過ぎるくらいの情報収集が必要。
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆中。
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