これからの未来のために読もう
これからの日本の未来について。世界基準で自分たちがどうあるべきかが分かる本。
旬な今現在の情報や出来事を例に出して書かれているので、読むなら早いうちにどうぞ。
簡単に少しムリヤリですが書かれている内容を要約すると。
・IoTとなり、全ては情報化社会、ロボット化社会となっていく
・働き方として、大企業よりもスタートアップ企業で実力をつけるべき。もしくは大企業の中でイノベーションを起こすべき
・親世代の言うことを聞かなくていい
僕の個人的に、この要約の最後、「親世代の言うことを聞かなくていい」という部分はまさにそうだと感じす。
ちなみにこの本では、
日本1.0→明治維新
日本2.0→敗戦からの高度経済成長
日本3.0→これからの日本
というカテゴリに分けて話が進められています。
ざっくりいうと、親世代が日本2.0。僕たち20代・30代が日本3.0ということになります。
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親世代の「昔は〜」な話はアテにならん
なぜ親世代の言うことを聞いてはいけないか。
それは、親世代と僕たちが置かれている状況が違いすぎるということ。
今現在の日本は高度経済成長の時のような右肩上がりな状態ではない。
アドバイスをもらっても親世代はインターネットやスマホなども普及していない時代の話前提。
なので、逆に親世代が理解できないアイディアや方向性の方が正解だったりします。
そこでいくつか、実際に親世代の人たちから語られた「それダメでしょ」的な武勇伝やアドバイスをご紹介します。
例1
「昔は仕事が終わったら毎日クラブや飲み屋に仲間が集まっていた。そこで情報交換や熱い話もしたもんだ」
「だから、お前らも、もっと外に飲みに行きなさい」
積極的に外に出て交友関係を作ることは否定しませんが、これって携帯電話が普及し始める時期の話。
まだまだ固定電話がメインで動いていた時代。
もちろん、メールやネットなんてみんな使っていません。
そりゃ情報交換の場が「直接会って話をする」になりますよね。
今ならメールでもLINEでも、それこそSNSで済む話を毎晩飲み屋に集まって会話していただけの話。
もちろん、直接会って話をすることはプラスです。
でも、それってSNSでよくない?毎日集まる時間があるなら、他に有効活用した方がいいのでは?
これからはどんどん世の中の変化が早くなるので、自分でもスキルアップを図るなら尚更。
毎晩友人と過ごす時間に費やすのはマイナスなはず。
携帯電話やネットがなくて、情報収集が大変だった頃の習慣を鵜呑みにしてはいけないと言うことです。
例2
「昔は1日で◯◯万円の売り上げを作っていた」
アドバイスと言うよりは過去の栄光な話ですが。
アパレルのショップなどで多いのが、この昔の売り上げを誇張する親世代の話。
今と比べて、自分たちが現役でお店に立っていた頃には、それぐらいの売り上げがあったのでしょう。
でも、バブルの時代を今を比べてはいけません。
高度経済成長の時代やバブルの時代なら確かに売れたかもしれません。
そしてその時代、ファストファッションもなかったのでは?
今とは経済の状況も、ファッションとしての選択肢の広さも違います。
今はとにかく売れない時代と言われ、ファッションブランドもショップも飽和状態です。
なので、いくら過去の売り上げ高を自慢されても一言「昔と今は比べられない」と言うべき。
例3
「昔は失礼なことしたら上司から殴られた」
「今の若者は甘い」
結構驚くことが、親世代の中でも一定数いる殴られた話。
昔はいろいろな意味でユルかったかもしれませんが、確実な違法行為です。
それでも「今の若者は暴力を受けないだけマシ」と言う親世代の上司もいるくらい。
昔が異常であり、暴力がない今が正常なだけです。
ましてや、今でも暴力が許されている会社があるなら、それはもう論外でしょう。
親世代のアドバイスは古い
このように、親世代のアドバイスは「日本2.0」時代には有効かもしれませんが、今では古いやり方。
友好関係もインターネットを駆使すれば、それなりの人材やサービスを見つけることもできます。
クラウドソーシングの「ランサーズ」などを利用すれば、デザイナーでもカメラマンでもヘアメイクでも、誰でもプロを見つけることができますから。
これからの「日本3.0」を盛り上げる僕たちは、自分たちのやり方で効率的に、ネットなどの昔にはなかった道具を使って発展させていく必要があります。
これからは自分たちの感覚を大切に
また本の中では、「失敗を恐れないで挑戦することが大切だ」と強く語られています。
企業の中でイノベーションを起こすのも、独立をして自分でやりたい仕事を始めることも。
それこそ海外留学をするチャレンジだって同じ。
親世代には理解できないことも、自分たちが正しいと思えば突き進むくらいの情熱が必要です。
親世代のアドバイスを全て聞かないのもちょっと違いますが、ほどほどに。
自分たちの感覚やアイディアを信じて行動しましょう。
結論:スマホがない時代の話は参考にならない
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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)
tokyosamplesale.com運営者。ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆中。
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