こんにちは。モデル&ビューティスクール「sen-se」ウォーキングインストラクターの輝子です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日「sen-se」大阪校にて、ちょっと特別なレッスンが行われました。
題して『服魅せ職人塾』!
“服魅せ職人”とは…??? それはずばり “ファッションモデル”のことです!
このコラムでも何度かお伝えしていますが、「モデル」とは、単に「かわいくてスタイルがよい人」ではありません。
自分に任されたファッションのいいところをわかりやすく魅力的に伝え、「欲しい!」と思わせるための、プロの技を持った人たちのことを言うのです。
そのプロの技を惜しげもなく種明かし&指導してもらえるのが『服魅せ職人塾』。
今回のレッスンでは、実際に服を作っているブランドデザイナーさん、ショーの演出を手がける舞台監督さんにもゲスト講師としてご登場いただき、どんなモデルの、どんなスキルが現場で求められるのかを、生々しいほど具体的に教えていただきました(^ ^)
そして、生徒さんにもモデルになったつもりで実際に歩いてもらったのですが、最後にプロモデルが歩いたときの監督さんの一言が、もう衝撃でした(笑)
生徒さんが歩いていた時は、歩幅とか表情とか指先とか、体の動きに細かく目がいっていたそうなのですが、モデルが歩いた時は、どんな表情でどんなポーズをしていたか、正直まっっったく記憶に残っていない と言うのです!!!!!
なんてことでしょう!???
曰く、その代わりに、裾のレースの重なり具合や素材の柔らかさ、切り返しのユニークさなど、そのモデルさんが身につけていた服のディティールが次々に目に飛び込んできて、服の印象だけが強烈に残っているからなのだそうです。
クセのない安定したウォーキング、ポイントに目を向けさせるために計算され尽くした歩幅、腰の角度、腕の位置。自分の印象を消し、服の印象を残す、まさに”服魅せ職人”としてのモデルの技が冴え渡ったウォーキングで、その結果、まんまと監督さんの目線は服にだけ注がれ、モデルの印象はまったく残らなかったのです。
そう。スキルが高ければ高いほど、本人の印象は残らなくなるのがモデルの宿命。
モデルって、つくづく儚いお仕事。それを再認識したレッスンでした(^ ^)
Model & Beauty school『sen-se』。見学、体験レッスン受付中!→https://www.sen-se.com
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ライター:輝子(てるこ)
モデル&ビューティースクール「sen-se」東京校ウォーキングレッスン講師。作業療法士としてリハビリの仕事に8年間従事。その間にウォーキングと出会って、人生を激変させる。知識と実体験と持ち前の明るさを活かして、脳・身体・心の3方向から「アナタらしい」キレイの実現を全力サポート中!
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