古着こそ全て！ファッションで新しいことをするなら昔を知る必要性

古着こそ全て！ファッションで新しいことをするなら昔を知る必要性

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「オシャレは足元から」より先に古着の知ることのチェックをしよう！

ファッションを楽しむにあたって、古着は常に愛用者が多い分野。
毎シーズン、毎月のように新しいアイテムやデザインが出る中で、それを否定するような行動。
古着は昔のアイテムを探し出して着ることが基本です。

古着ばかり着る人、古着とサラ着をミックスする人、古着は苦手な人の3種類にファッションのスタイルは大きく分かれます。

この古着、実はとても宝の山。
特に第一線で活躍するデザイナー達は、古着をヒントにデザインをしていることも多いです。

あえて言うなら、学生時代に嫌ほど勉強した歴史の授業のような感じ。
(テスト前夜にどれだけ頭に詰め込めるかが勝負のあの教科です)

ファッションだけでなく、どんな分野でも新しいことをしようとすると、昔を知る必要があります。
未来へ進むなら、過去を知る。矛盾のように聞こえます。一瞬意味がわかりません。

過去の失敗、過去の教訓、過去の工夫。

これらを知ってこそ、未来に向かって新しいことに挑戦できると言うことです。

ファッションに話を戻して、デザインが生まれる時も同じ。

デザイナーの中にも古着マニアはたくさんおり、ものすごいコレクターもいます。
そしてそれらはデザインのディティールから、素材感、機能性まで、ヒントの詰まった教科書のように扱われています。

まさに、新しいものを作るときに、昔を振り返っています。

そんなデザインの方法も念頭に置きながら、古着やビンテージアイテムを知っておくべき必要性についてチェックしていきましょう。

基本的な商品知識として必要

デザインを行う人でも、店舗スタッフでも、営業でも、基本的な知識として古着を知っておくべき必要があります。

新しくデザインされたスウェットがあり、これは「リバース』だよ。と言われた場合。
えっ？リバース？逆回転？戻るの？と、意味が通じません。

正しくは、リバースウィーブと呼ばれるもので、洗濯後の縮みを軽減するために、スウェット生地をタテ織りから横織りの変えたチャンピオンススウェットのこと。

この知識がなければ、意味が通じません。
このようなビンテージの用語がファッションにはたくさんあり、現場では知っていて当然のように会話に出てきます。

まるでパソコンを使えない人がITの話題に加わったような気分。
クラウドって何？な状態です。

奥が深い機能美

ナイキのデザインは機能性を重視して美しくデザインされているから親しまれる、という記事をネットで見ましたが、古着はその原型でもあります。

例えばトレンチコート。
胸元についているガンフラップや、肩についたベルトであるエポーレットなど。
それぞれのディティールは、軍用として開発されて意味のあるパーツでもあります。
ガンフラップはライフル銃を構えた時の当て布として、エポーレットは肩掛けしたストラップがずり落ちないように固定するためなどです。