「オシャレは足元から」より先にAW16ロンドンコレクションメンズ①日目のチェックをしよう！

ロンドンコレクションメンズが1月8日〜11日の4日間のスケジュールを終え、イベントが終了しました。

そもそもロンドンコレクションメンズって何？

そうです、まずはここから。みんな知ってて当然のように話をするから今さら聞くこともできません。

ロンドンコレクションメンズは、年に2回行われるロンドンファッションウィークから独立したメンズファッションのイベント。
イギリスを中心としたメンズブランドが集まり、ファッションショーやプレゼンテーションを行う期間をいいます。

タイトなスケジュールの中、たくさんのブランドが新作発表会を開催。

そうなんです、タイトなんですスケジュールが。
ベースとなる会場はあれど、ブランドによっては独自の会場でショーを行うので、ロンドン市内を行ったり来たり。
いろいろな場所を回らなければなりません。

それはまさに、オシャレなスタンプラリー。

しかも物理的に全てのショーを回れることができないスケジュールでもあるので、注目ブランドを優先的に回る必要があります。

1日目から注目ブランドがラインナップする先行逃げ切り型なスタート

みなさんご存知のTOPSHOPのメンズライン、TOPMANがトップバッター。
その後もBarbour(バブアー)などの英国を代表する老舗ブランドの名前が並んでいます。

ポップコーンの匂いとアミューズメント感満載のUniversal Works(ユニバーサルワークス)

 

 

プレゼンテーションとして向かったのはココ！
ビームスやジャーナルスタンダードでの取り扱いもあるので知っている方も多いブランド。Universal Works(ユニバーサルワークス)。

入り口のネエちゃんに名前を告げると

「何てカッコイイ名前なの！」

というお世辞をハイテンションで言われ、何も返す言葉がなかった自分は関西人としてダメだと思いながら中へ。

地下にあるクラブ(踊り狂う方のクラブ)を利用したプレゼンテーションでは、新作の服を着たモデルが並ぶ。
アミューズメントをテーマにした内容で、遊園地の動画がプロジェクターで流れ、モデル達は綿菓子や金魚すくい、アヒル釣りなどを持っている。

 

 

ポップコーンの匂いがするなぁと思っていたら、横の小屋で本当にポップコーンを配っていました。
ここで安易に食べてしまうと、胃もたれを起こす教訓があるので丁寧にお断りしました。本当は食べたいのだけれど。

モデルが着ている服に注目をしながらも、気になって仕方がなかったことが1点。

 

 

アヒル釣りを必死で頑張っている男性が一人。
モデルが持っている釣り竿で頑張ってアヒルを釣るも、なかなかうまくいかず。

長い時間諦めないものだから、モデルも苦笑い。

結局、彼はアヒルを釣ることができたのだろうか。。。

オタクと天才は紙一重だと感じた日。Nigel Cabourn(ナイジェルケーボン)

 

続いて、コベントガーデンにショップを構えたNigel Cabourn(ナイジェルケーボン)のプレゼンテーションへ。

このブランドは日本でも広く親しまれている、ビンテージアイテムやミリタリーアイテムからデザインのヒントにしているブランド。

と、ここのデザイナーはビンテージアイテムである古着のコレクターで有名。
そのコレクションした古着の数、4〜5000点ほど。

もう、クローゼットがどうこうではなく、博物館並みのコレクション数。

オタクもここまで来たら、飛び抜けている。
まさに出すぎた杭は打てない状態。

と、冗談はさておき、本当に天才とも言えるデザイナーさんで、手がけるアイテムは人気そのもの。
昔からの技術で、機能性を重視したアイテムを手がけます。

 

 

ちなみに、この方がデザイナーのナイジェルさん。

気さくな方で、来場者みんなに声をかけるムードメーカー的な存在。
服装もキマっています。

この方に、フランス人は10着しか服を持たない真実を伝えるとどうなるんだろうか。
数千着のコレクションでの生活とは本当に真逆の暮らしでしかない。

紳士的なオシャレにオススメ！Private White V.C.(プライベートホワイトV.C.)

 

 

終始たくさんの人で混み合っていたプレゼンテーション会場が、Private White V.C.(プライベートホワイトV.C.)。
ボンドストリートと呼ばれる高級ブランドが集まるエリアに構えた店でプレゼンテーションを開催。

ブランドはマンチェスターで生まれ、全てをマンチェスターで生産するベッカムもビックリなこだわり。

工業都市のマンチェスターで作られる、ブリティッシュスタイルらしいスタイルを上質な素材の組み合わせで作り上げています。

マンチェスターと聞いて、思い浮かべるのは名門のサッカーチーム。
ファッション好きにサッカー好きが多いことをフと思い出しました。

 

 

たくさんの人で賑わう中、かわいい犬もご来場。
ぴったりのサイズは見つかったのでしょうか。

夢に出てくるかと思った！Alex Mullins(アレックスムリンズ)

 

 

プレーンなオフィシャル会場でのプレゼンテーションをおこなったAlex Mullins(アレックスムリンズ)。

アーティスティックなデザインと色鮮やかな配色が会場を沸かせます。

 

 

と、特徴的なプリントは人の顔をモチーフにしたもの。さらにはデニム生地の服にもうっすらと人の顔が。。。

まるでホラー映画のような。昔、映画のリングを見て、貞子のシーンが忘れられないアラサーのような。
そんな連想をしてしまうデザインに。

さらに、モデルの髪の毛はみんなドロドロとウエット感があったので、余計に貞子を思い出してしまいました。
夢に出てきませんように、南無阿弥〜。

70年代風なデザインはおばあちゃん世代！CMMN SWDN(コモンスウェーデン)

 

 

スウェーデン二人組みのデザイナーが手がけるのはCMMN SWDN(コモンスウェーデン)。
会場全体が70年代の雰囲気に包まれています。

さらにはモデルが着ている新作の服も70年代を連想するカラー。

「ノスタルジックとはこのこと」と強く表現されたようなデザインにオシャレの可能性を感じました。

中でも、現在のレディースファッションで流行しているグラニー柄のアイテムも展開。

えっ？グラニー柄が分からない？

グラニー柄というのは、70年代の古着などに見れる懐かしくノスタルジックな柄のことです。

おばあちゃんの若い頃の格好を連想してみましょう。
それか、おばあちゃんの若い頃のオシャレな写真を見てみましょう。
そこに何かしらの解決があるはずです。

真面目なコレクションレポートは寄稿先のJOOYにて

メンズファッションやライフスタイルを届けるオンラインマガジンJOOYにて、ファッションに特化したレポートを寄稿しています。
こちらも同時にチェック。と言うか、こちらがメインです。

【速報16AWロンドンコレクションメンズ1日目】イケ(てない)メンでも分かる！

また、これを機にファッション業界で働きたいと感じたら、転職サイトもチェック。

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