こんにちは。モデル＆ビューティスクール「sen-se」ウォーキングインストラクターの輝子です。

少し前になりますが、大河ドラマのヒロイン級の役どころが決まっていた某女優さんが降板となり、急きょ代役を探すことになったという騒ぎがありました。

その女優さんが誰になるのかというので、芸能ニュースでは予想合戦が繰り広げられたわけですが、その際に知名度やスケジュール状況とともに重要な鍵になっていたのが、「時代劇の所作」ができるかどうかでした。

所作とは、立ち居振る舞い全般のこと。どんなに顔立ちが美しくても、身のこなしが優雅でなければ、ヒロインとして存在することはできません。歴史モノであれば、どんなに表情やセリフ回しが素晴らしくても、その時代にふさわしい動きができなければ、その役を演じることはできません。

有名な漫才師の方も「音を消して見ていても、動きだけで、その漫才が面白いかどうかわかる」と言っていたくらいですから、身のこなしというのは、その人の印象だけでなく、その世界で成功できるかどうかを決めるくらいに重要な要素なのです。

例えば、堂々とした自信のある人に見られたかったら、
・胸を張り、呼吸を深くする
・瞬きを減らし目線を定めて、キョロキョロしない
・ひとつひとつの動作を慌てず、ゆっくりする
といった点を気をつけると、貫禄が出てきます。

モテモテ美人に見られたかったら、
・ふんわり全体を見渡しているような柔らかい目線にする
・肩は常に下げているように意識して、首を長く保つ
・ものを持つときには、握り混まず、指先は軽く伸ばしておく。
などがポイントになります。

「自分に自信があるから、所作にも貫禄が出るんでしょう？」
「自分がモテると知っているから、あざとい所作ができるんでしょう？」
という不満も聞こえてきそうですが(^ ^)、

所作とその人の実態とは表裏一体。「鶏が先か、卵が先か」という問題と同じように、自信がつけば貫禄が出ることも事実ですが、自信があるような所作をしているから自信がついてくるというのも、また事実です。

顔立ちやスタイルが完璧じゃなくても、立ち居振る舞いを美人仕様にすれば、周りの人からは美人として扱われます。
美人になりたくば、美容やダイエット方法だけでなく、ぜひ仕草も研究してみてください！！

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ライター：輝子（てるこ）

モデル＆ビューティースクール「sen-se」東京校ウォーキングレッスン講師。作業療法士としてリハビリの仕事に8年間従事。その間にウォーキングと出会って、人生を激変させる。知識と実体験と持ち前の明るさを活かして、脳・身体・心の3方向から「アナタらしい」キレイの実現を全力サポート中！
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