みなさまこんにちは(^o^)丿
モデル&ビューティスクール”sen-se”講師の湊マイです。
先日、京都の細見美術館で開催されていた伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)展に行ってきました。
最終日に滑り込みです(~_~)
細見美術館には貴重な若冲コレクションが多数所蔵されており、他の多くのコレクションと比べても逸品揃いです。
今回の展覧会には総勢8万人がつめかけたそうで、人気の高さが窺えます。
ご存じの方も多いと思いますが、若冲について少しだけ紹介しておきます。
伊藤若冲は江戸時代後期の水墨画家です。
京都は錦市場の青物問屋の長男だったのですが、40歳になってからその家督を次男に譲り、画家に転身。
生涯未婚で、動物や植物の絵を数多く残しました。
今年は生誕300年ということで、細見美術館だけでなく、日本中の美術館や博物館で展覧会が開かれています。
若冲といえば鶏、というぐらい、たくさんの鶏作品が残されています。
屏風に墨の濃淡だけで描かれているものが多いのですが、とても生き生きしていて、色が無いからこその彩りを感じます。
若冲の鶏を見ていると、「あれ、鶏ってこんなにかっこよくて美しかったっけ・・・?」と思います。
高く突き上げられた胸、地面をがっしりととらえる足、長く湧き立つような尾羽。
そして画全体の構図が素晴らしくオシャレで、空白さえ、なくてはならない要素です。
どれが欠けても成り立たない絶妙なバランス美、オシャレ感があります。
300年経ったものを今見ても美しいと思えることに、とても感動しました。
「美しさ」や「オシャレさ」というのは、時代とともに移ろう部分もありますが、ずっと変わらない部分もあるのでしょうね。
人間の身体に置き換えてみれば、やはりそれは「姿勢の美しさ」に尽きるのではないかと思いました。
まっすぐ伸びた膝、すっと伸びた背筋、長い首の上に乗った頭・・・
地に足が着きつつ、天に向かって芯が通っているような姿勢。
そういった姿勢は、語らずとも発する何かがあります。
立ち方、歩き方にその人となりが表れる・・・
そういう哲学って、ちょっと素敵じゃないですか?
世紀を超えて受け継がれてきた美しさに触れ、あらためて背筋を伸ばす思いでした(*^_^*)
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ライター:湊マイ
Model & Beauty School sen-se
神戸三宮校/講師
Model & Beauty School “sen-se” インストラクター、モデル。”How you walk, How you go~歩き方は生き方~”をスローガンに、モデルメソッドをベースとした健康的で美しいウォーキングを指導。ヨガ教室、料理教室など、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に行う。
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