まだ1日残っているよ。
そう言いたくなるほどフェードアウト感があるロンドンコレクションのメンズ。

最終日の朝となった途端、皆さんの出席率が悪くなります。

 

最終日の朝ほど人の集まりが悪い

ロンドンコレクションメンズのスケジュールがどのように決まっているのかは分かりませんが、最終日の朝はハズレくじ。
4日間ある最後の4日目です。

これが本当に関係者の集まりが悪い。
それも特に朝！

昼頃から少しづつ賑やかさを取り戻すのですが、皆さん寝ているんでしょうか？
新たなロンドンコレクションのミステリーです。

 

メンズはイタリアのピッティへの移動日

考えられる一番の理由として、ロンドンコレクションメンズの後に開催されるピッティウオモが関係しています。
このピッティウオモは、イタリアのフィレンツェにて開催されるメンズファッション最大の展示会。
ロンドンコレクションメンズよりもビジネスな雰囲気があるイベントであり、こちらを重視しているブランドも多いとか。

しかも、開催スケジュールがロンドンコレクションメンズが終わった次の日から。
ロンドンからフィレンツェまで。
どうしても移動日として1日確保したファッション関係者は、ロンドンコレクションメンズの最終日に移動してしまう。

なので、急激にロンドンからファッション関係者が減ることは否めない。

こんな大人の事情で、最終日は盛り上がりに欠けるんです。

 

空席が目立つランウェイショー

そして、ブランド側を悩ませるのが、ランウェイショーの席を埋めること。
coach(コーチ)などの有名ブランドであれば問題ないのですが、新人ブランドなどが最終日となると集客に苦戦します。
さらにそれが朝イチバンとなればなおさら。

16-17AWのシーズンでは中国ブランドのSEAN SUEN(ショーン・スエン)が最終日の朝9時からショースタート。
これがガラガラの客席となり、それをカバーするかのようにスタッフが席に座るまでに。

最終日の朝イチバンは危険！
覚えておきましょう。

 

プレゼンテーションなんかガラガラ

前回の17SSのロンドンコレクションメンズ。
最終日のトップバッターはSeveral(セベラル)。
プレゼンテーション形式のコレクション発表でしたが、開始時間に集まっていたのは一部のフォトグラファーだけ。。。

バイヤーやプレス関係者の姿が見えない撮影会のような雰囲気に。

プレゼンテーションは2時間行われていたので、終わり頃にはたくさんの人が集まったのでしょうか。

いや、ほんとかわいそうなくらいガラガラだったので。

 

メゾンミハラヤスヒロもみんな来ない

日本から参加のMaison MIHARA YASUHIRO(メゾン　ミハラヤスヒロ)。
朝イチバンのショーではなかったものの、最終日の午前中。

開始時間になっても空席が目立つ目立つ。
最終的には遅刻ぎみの方が多数で席は埋まりましたが、もしかしてガラガラの会場になるのでは？と心配になる場面も。

朝のラッシュに寝不足。疲れが限界となる最終日。
時間通りに来ることも難しいのがロンドンコレクションメンズです。

 

ロンドンコレクションの最終日は少し寂しい

と、いう感じに、ロンドンコレクションメンズの最終日はガラガラからのスタート。
お昼頃から活気が戻りますが、やはり最初の3日間よりも少なめ。
少し寂しい終わり方をするのがロンドンコレクションメンズの特徴です。

くれぐれも最終日の朝は気をつけて！
ロンドンコレクションメンズに参加予定の方は念頭に。

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