アパレル業界の長い残業時間を改善するために!上司と社長に読ませたい本

残業を改善するために読むべき本

心から読んで良かったと思う本が出てきたのでご紹介します。
その名も「エッセンシャル思考」。

サブタイトルが「最小の時間で成果を最大にする」というもの。

実はコレ、普段は残業ばっかりで読書する時間も無いわ!という人こそ読んで欲しい本。
「忙しい人にこそゆっくり読んで欲しい」という矛盾した提案ですが、その価値あります。

全部読むのに2時間??くらいと考えて、この2時間でこれからの働き方が変わるならムダにならないでしょう。

普段、読書していないから活字の本はあまり、、、。という方にはマンガにまとめられたバージョンもあります。
マンガ半分、活字半分といったところ。

僕は両方を買って読んでみましたが、内容はほぼ同じなので、どちらか1冊読めば十分だと思います。
お好みで選んでください。

毎日忙しい。
残業ばかりで、やることがいっぱいあり過ぎる。

そんな方こそ、これを読んで「最小の時間で最大の成果を出す」行動が取れるというわけ。

アパレル業界は残業が多い仕事としても有名ですからね。それもサービス残業の人も多いのでは?
大事な時間をムダにしないためにも工夫が大切だという事が理解できますよー。

なぜ?アパレル業界の長時間労働

本当になぜなんでしょう。
アパレル業界に慢性的に広がり根付いてる長時間労働。
普通の残業ならいいのですが、それがサービス残業だったりするからタチ悪いですよね。

9時に出社して夕方5時に帰宅しているアパレル業界の人ってどれくらいいるのかな?1%以下のような気がします。
どこか転職サイトがリサーチしている資料があれば教えてください。

アパレル業界で慢性化する残業時間の長さの原因はこんなところでしょうか?
ちなみに僕もアパレル会社勤務の際に長時間労働は経験済みです。

慢性的な人手不足

まずはコレですよね。
アパレル業界ってどこの会社もスタッフ数足りてない、、、。

経営者が人件費削減で新しいスタッフを入れない場合もあり、募集しても集まらない場合もあります。

それにしても、少人数で人事の改善もすることなく頑張っているところって多いですよね。

その激務に慣れてしまったら、新しく入ったスタッフにもそれぐらいの激務をこなすように期待してしまい、新人さんはすぐに辞める、、、。そしてまた激務になり、新人が集まらない、、、。

こんな悪循環、本当にありますからね。

雑務が多すぎる

これはアパレル業界に限ったことではないかもしれまませんが、細かいことから重要なことまで仕事が多すぎる。

売り上げをチェックしたり、在庫を確認したり。棚卸しもありますからね。
ショップスタッフならこれに大切な接客を常に行う必要があります。

営業なら展示会の準備やバイヤーへの呼び込み。
プレスならスタイリストへのサンプル貸し出しに、SNS更新、ブログ、、、。

ファミリーセールや店頭でのセールがあれば、その準備など。

とにかく、1年を通してやることが多い。
それに、ファッションの仕事は見た目の良さも重要なので、見栄えよく何事も進めなければならないので、時間もその分かかる。

僕が経験したツライ残業は、展示会の前日の資料準備。

出来上がったら社長に確認を取るのですが、OKが出ない。
細かい細かいほんのちょっとの変更指示が何度も出る。
そして、結局OKが出ないまま終電で帰宅。

展示会の朝のギリギリまで資料作りに時間をかけていました。

なのでスタッフはみんなクタクタ。これから展示会なのに、、、。

もちろん妥協を許せないことは間違いではないですが、展示会に重要なことは実際に見るサンプル。
資料の小さい小さい修正点に時間を取るぐらいなら、早めに帰って万全のコンディションで挑むことの方がいいのでは?
と感じていました。

そう、ムダな雑務も多いんです。

付き合いや交流関係もストレス

アパレル業界は体育会系で縦社会。ということが基本でありベースとなっていることが多いです。
もちろん、そんなことはない会社もあるでしょうが、結構な割合で上下関係が厳しい。
吉本かよ!とツッコミたくなります。

なので、飲み会なども強制参加や断れないことも多いのではないでしょうか。

ただでさえ仕事が残っているから飲み会なんて行っている場合じゃないのに。
仕事が終わった後の貴重なプライベートな時間を、まだ拘束するの!?
といった感じ。

僕の会社員時代もバリバリの体育会系で、飲み会はひどかった。
強制参加はもちろん、お酒も料理も社長が全て決める。
いつも過剰オーダー気味なのに、「残すともったいない」の一言でスタッフが無理して食べ切る。

カラオケはオールナイト。解放されるのは毎回夜中3時や4時。
終電はもちろんありませんから、始発まで時間を潰して家に帰るというシステムです。
社長は満足顔でタクシーに乗って帰っていきますから。

今考えると異常な飲み会でしたが、まだ同じようにやっているのかな。

話を戻すと、こういう付き合いの飲み会も残業と同じく負担になっているということ。
ストレスが溜まって参ってしまう人もいるでしょうし。

↓こんな記事も書いています。
なぜアパレル業界は体育会系の会社が多いのか?その理由について考えてみましょう!華やかなファッションの仕事を楽しむために

デキる人ほど失敗する可能性が高い

そして、注目すべきな大切なことがこの本から紹介されています。
それが、優秀な人ほど陥る「成功のパラドックス」として紹介されています。

ここ重要なので抜粋すると。

第一段階:
目標をしかっり見定め、成功へと一直線に進んでいく。

第二段階:
成功した結果、「頼れる人」という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られるようになる。

第三段階:
やることが増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されていく。疲れるばかりですべてが中途半端になる。

第四段階:
本当にやるべきことができなくなる。成功したせいで、自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。

というパラドックス。
心当たりありません?

知らないうちに任されている仕事が増えすぎてしまうこと。
ただでさえやることが多いアパレル業界なら、油断したらいろいろな仕事が振られてしまう。
そして、ミスの発生や中途半端な出来となってしまう。

まさに悪循環。
デキる人にこそ起こるパラドックスです。

自分の仕事場で同じようなことになってません?

上下関係があり断れない

でも、断れない。
体育会系ベースのファッション業界なら、上司や経営者から頼まれた仕事に「ノー」は言いにくい。
というか、言えない。

なので、残業をして時間をかけながらも何とか終わらせる。

それはそれで評価が上がるかもしれませんが、また次から次に仕事が振られるというワケ。
これじゃ、どれだけ残業しても終わらない。

誰もやる人がいないから自分がやる

あとは、デキる人や完璧主義な人ほど、放っておけない人も多いと思います。
誰もやろうとしないから仕方なく自分がやる。
そんな仕事ありません?

そうやって親切心で仕事をすると、ますます他の人はその仕事をしなくなって自分の負担が増えることに。

自分の仕事が増えていってしまうという事態に。

だからエッセンシャル思考で考える!

そこで取り入れたい考え方が「エッセンシャル思考」。
毎日の残業でいっぱいいっぱいの方こそ、読んで頭をシンプルにすることが大切です。

エッセンシャル思考って?

エッセンシャル思考は簡単に言えば「シンプルに考える」ということ。
常に優先順位を考えながら仕事をし、生産性を高めることだけを考える。

残業が多い毎日の仕事なら、それを改善するように行動をするということです。

<余計なことはやらない!>

基本的に「ムダを捨てる」という考え方。
その仕事は本当に必要かどうか?を見つめ直す必要があります。

例えば、アパレル業界の展示会。
毎シーズン凝ったデザインのDMを郵送して案内をしていたとしましょう。

このために、宛名貼りや郵便局へ持参。DMのデザインチェックなど様々な雑務が増えますよね。
でも、今の時代、LINEやメールで案内を送れば簡略化できます。

むしろデジタルだから邪魔にならず喜ばれるかも。

ここで、「DMで送った方が印象が良くなって来客数が増える〜」なんて言い訳もあるかもしれません。
でも、その来客数の増減と手間のかかる時間を天秤にかけたら?もしかしたら、2〜3人くらいの減少なら、デジタル化した方が効率的かもしれない。

そうやって、仕事の断捨離とムダを捨てる方法を考える。

これで、残業が減る方向性が見えてくるでしょう。

<やりたい度90点以下は断る>

また、この本では、判断のルール作りとして「やりたい度90点以下は全てノーと言え」と説明しています。
そうしないと、仕事が増えてしまうから。

ここは厳しめにいきましょう。

上司から「ちょっとブログの更新も今後やってみない?」と言われも、それが75点くらいのやりたい度なら「ノー」。

もちろん、ブログを書くことで自分の仕事での評価は高まるかもしれない。
でも自分がやる仕事の目的は「ブログを書く」ことではないはず。

すごく文章を書くことが好きでどうしてもやりたい!なら別ですが、そうでなければきっぱりと断ることが重要でしょう。

<プライベートとの線引きをする>

ついでに思い切って飲み会も断りましょう。

イヤイヤ参加する飲み会ほど時間のムダなものはありません。
最初は勇気がいるし、断ることでなんだか変な空気にもなりそうです。

が、これを何回か続けていくと「あいつはそういう奴」として当たり前になります。

その分、本当に会いたい人と会って自分の時間にするのも、趣味の時間にするのもOK。
自分の時間は自分で守る。これがこれからのプライベートと仕事との線引きです。

アパレル業界の偉い人ほど読むべきでは?

本当に、この本は上司として部下をたくさん率いている方や、経営者の方に読んで欲しい内容。
徹底的に会社ぐるみでムダをなくしたら、残業ナシのアパレル企業も実現できると思いますけどね。
都市伝説化した夕方5時帰りも毎日可能とか。
まぁ、そう簡単にはなりませんが。

何かの機会があれば、自分の上司や経営者に進めて欲しい本です。
(まぁ、そんなチャンスはないとは思いますが、、、)
多分、外資系企業はこういう考え方の上司も多いのでは?だからこそ、生産性が高いと思います。

あと同じ生産性関係の本なら、こちらもオススメ。
毎日、忙しく余裕のない日常を送っている方こそ読むべき本です。

生産性にフォーカスした内容ですが、ベースとなる「最小の時間で最大の成果」という考え方は同じ。
分かりやすく解説されています。

毎日残業で仕事漬けな人こそいろいろと改善できるはず。
この後すぐに夕方5時に帰宅とまでは難しいかもしれませんが、シチュエーションは良くなっていくことでしょう。

↓こんな記事も書いています。
【アパレル業界の転職のために】読んでおきたい本はコレ!漫画も含む

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ライター:高嶋一行(Kazuyuki Takashima)

yu-ki

tokyosamplesale.com運営者。ロンドンファッションウィークを中心としたファッション取材記事を執筆中。

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